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2020年09月24日05:32

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総理大臣交代の意味

安倍氏が退陣して、菅氏が首相となりました。安倍氏は潰瘍性大腸炎の悪化が首相を退く本当の要因であると言っていましたが、私には疑問に思える話があります。私も厚生省指定の特定疾患・潰瘍性大腸炎に罹患しており、若い頃ころから苦しんでいました。

潰瘍性大腸炎が悪化して何年か前に手術する時に安倍氏の潰瘍性大腸炎の手術をしたという国立がんセンターの医師に出逢った。その医師の話では、大腸を全部摘出したので再発は無くなった。もう総理大臣を辞職することがないと医師から話を聞かされた。

だが、私は大腸を全部摘出されるのが嫌で国立がんセンターで手術することなく他の病院で手術を受けました。その医師の話が真実なら国際政治的に辞任のタイミングが絶妙に感じたのです。安倍氏は、トランプ大統領のアメリカが中国敵視を強める上で、日中の関係を強化するという微妙な立場の戦略をとってきました。

トランプ大統領が中国敵視をさらに強めている中で、安倍氏はもう中国寄りではいられない状態になり辞任しなければならないと考えたのではないかと思うのです。さらに辞任のタイミングで新型コロナウイルスに関する感染症法の扱いを、これまでの2類相当から、5類への格下げしました。

感染症法の扱いは、分類的には、1類は、エボラ出血熱やペストなどが最も重篤で、5類は季節性インフルエンザなどで最も軽いのです。日本政府は、経済を大恐慌に陥らせる都市閉鎖や非常事態宣言を出すことはしませんでした。だが、トランプ大統領の「ロックダウンをやれ」という圧力があったので緊急事態宣言を出さなくならなくなったと言います。

安倍氏が辞めた後の日本政府は舵取りを変更できるのであろうか。日本政府が感染症指定の格下げを実施する表向きの理由は「軽症者や無発症者で病院がパンクするのを防ぐためであり、新型コロナがインフルや風邪並みのたいしたことない病気だということではない」となっています。しかしながら、死亡する人が世界的に多いのは確かです。

日本政府は、安倍氏が辞めるとともに、アメリカ主導の新型コロナ危機の誇張に同調するのをやめていく。日本政府の御用学者やマスメディアは、今後、新型コロナウイルスの重篤性を誇張しなくなってゆく気がします。安倍氏が長期政権を維持できたのはトランプ大統領との親密さのおかげでしょう。

だが、新型コロナウイルスや中国を敵視することや軍事費負担増など、安倍氏の日本に対するトランプ大統領の要求が激しくなり、安倍氏は、トランプ大統領との親密さが日本の国益になっておらず、それがさらに強まると考え、安倍氏とトランプ大統領の絆を消失させるために首相を辞任したのではないかと思うのです。

トランプ大統領との絆だった安倍氏の辞任により、日本政府はアメリカと疎遠になる道を選んだのだと思います。菅総理大臣は、アメリカと疎遠になれば、中国を重視する傾向になるでしょう。果たしてトランプ大統領は2期目が続くでしょうか。

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