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2020年06月27日07:06

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抗癌剤とは

薬は、毒をもって毒を制すのが一般的なので、効果があれば副作用もあります。効果のほうが強く副作用が殆どなければ最高の治療なのですが、抗癌剤は一般の薬とは違います。癌に対する薬は現在約70種類くらいあり、その中には飲み薬や注射があります。

抗癌剤と聞いて直ぐに思いつくのは、副作用が強烈だし非常に危険で全然効果がないと考えてしまいます。人によっては、抗癌剤は、効果と副作用が同じくらいという場合もあるそうですが、効果が殆どなくて、副作用に苦しみ亡くなってしまう方ばかり見てきました。

抗癌剤の副作用は、非常に強く、悪心・嘔吐・脱毛・白血球減少・血小板減少・肝機能障害・腎機能障害などがおこり、副作用が強く出た人ほど効果があるということはありません。いまだに私も完全に抜けきっていないような感覚です。

普通の薬は一般に投与量を上げると効果が出て通常量の10倍投与しても、死ぬことはないのが一般的な薬で、抗癌剤は、効果をあらわす量と副作用を出す量がほぼ同じ、場合によってはこれが逆転している場合さえあります。

抗癌剤はよく効く専門誌に書いてあれば、これで癌が治ると思われるかもしれませんが、しかし、そんなことはありません。抗癌剤で癌が治るということもまれにはありますが、通常、抗癌剤が効くというのは、寿命が延びるぐらいです。

悪性疾患に対する抗癌剤の効果ですが、抗癌剤で治る疾患は、急性白血病、リンパ性白血病、悪性リンパ腫、睾丸腫瘍などです。投与した患者に効いて、症状が和らぐというのが、前立腺癌、甲状腺癌、骨肉腫、頭頸部がん、子宮癌、肺癌、大腸癌、胃癌、胆道癌などだそうで、効果が殆ど期待できず、癌が小さくもならない癌は、脳腫瘍、黒色腫、腎癌、膵癌、肝癌などがあります。

投与する場合、バイ菌に対する抗生物質で、効くかどうかを検査した上で、患者に投与します。抗癌剤で治療して、癌が非常に小さくなり、よく効いたようにみえたとしても、治ることはありませんので、生存期間が少し延びるぐらいであり、また再発します。

軽い抗癌剤による治療を受け、副作用が殆どなく、治療中元気にしている患者の多くは確りした思考で昇天していきますが、非常に強力な化学療法を受けた患者は、ベッドで寝込んでしまい、苦痛を味わうということも事実ですから、判断が難しいと思います。

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