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2020年06月07日07:26

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表示免除の裏技

添加物の中には、使っても、表示が免除されるものがあります。それは次の3つです。一つ目は、栄養強化剤です。食品の栄養を高めるためのもので、ビタミン類、アミノ酸類、ミネラル類があります。体にとってプラスになり、安全性も高いと考えられているので、表示が免除されています。

二つ目は、加工助剤です。食品を製造する際、使われる添加物で、最終の食品には残らないもの、あるいは残っても微量で食品の成分には影響を与えないものです。たとえば、塩酸や硫酸がこれにあたります。これらは危険性の高いものですが、食品添加物としての使用が認められていて、たんぱく質を分解するなどの目的で使われています。

しかし、もし塩酸や硫酸が食品に残っていたら一大事です。そこで水酸化Naなどによって中和しています。塩酸や硫酸が中和によって取り除かれた場合、これらは加工助剤とみなされ、表示が免除されます。水酸化Naもなくなるので、これも加工助剤とみなされます。

ちなみに、毒性の強い殺菌の次亜塩素酸Naも加工助剤とみなされていて、表示が免除されています。三つ目は、キャリーオーバーです。原材料に含まれる添加物のことです。たとえば、せんべいの原材料はコメと醤油ですが、醤油の中には保存料が含まれていたとします。この際。保存料はキャリーオーバーとなります。

そのため、表示免除となり、「米、醤油」という表示でよいのです。このキャリーオーバーが悪用されるケースがあります。たとえば、こんぶの佃煮を製造したとします。その際、保存料が添加された醤油をたくさん使えば、佃煮に保存料を添加したのと同じ効果を持たせることができます。しかし、「こんぶ、醤油」という表示で、法律上は問題ないのです。

現在市販されている加工食品は、すべて2種類の原材料でつくられています。1つは、米や野菜、果物などの食品原料です。そして、もう一つは食品添加物です。食品原料は、長い食の歴史によって安全性が確認されていますが、添加物は全く違います。人間にとって安全かどうか、よくわからないまま使われているのです。

しかも、それがどんどん増え続けています。今や日本人の男性の60%、女性の45%が、ガンを発症していますが、添加物がその一因になっていると考えられます。また、蕁麻疹などのアレルギーも引き起こしています。

そのほか、体の様々な不調の原因になっている可能性があります。自然界に存在しないような添加物は、体内で分解されず、人体汚染を引き起こし、臓器や組織、細胞や遺伝子の働きを損ねていると考えられるからです。ですから、それらの添加物を避ける必要があるのです。

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