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2020年01月19日06:38

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宇宙はどうやってできたのか

宇宙は「ビックバン」という大爆発によってできたと考えられています。この考えによると、およそ138憶何前、何もないところに顕微鏡でも見えないくらい小さな宇宙が生まれました。そして、宇宙は生まれると同時に、ものすごい勢いで含まれました。

続いて、宇宙は高温の火の玉となって大爆発しました。この大爆発のことを「ビックバン」といいます。ここまでにかかった時間は、時計で測れないほどの短い時期です。宇宙は、ビックバンの勢いでふくらんでいきましたが、膨らむにつれて温度が下がり、星をつくる基になる小さな粒が生まれました。

ビックバンから何億年か経つと、星や銀河ができ始めました。ビックバンから90億年たったころには、太陽とともに私たちの地球が誕生しました。その後も、そして今も宇宙はビックバンの勢いによって膨らみ続けています。

ところで、「すばる望遠鏡」を知っていますか。日本が世界に誇る高性能望遠鏡で、ハワイのマウナケア山の頂上にあります。すばる望遠鏡は、およそ130億年離れた天体を見つけています。130億光年というと、光が130億年かかって進む距離です。

つまり、130億年前に出たこの天体の光が、今、地球に届いているということです。ということは、わたしたちは130億年前の天体を見ていることになります。最初に、宇宙はおよそ138億年前にできたとなっていますが、130億年前のこの天体は、ビックバンから間もない若い宇宙の姿を見せてくれているということになります。

このようにはるか遠くの天体を調べることは、宇宙誕生のなぞを解き明かす研究につながっています。宇宙が、いつ、どのようにしてできたかについては、様々な方法で研究されています。これから先、どんなことが分かってくるのか、とても楽しみです。

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