シメのラーメンは腸にいいのだろうか。お酒をいっぱい飲んだ後、どうしても気持ちが向いてしまうのは、「シメのラーメン」です。どこか空腹感があり、気分的にここで終わりという区切りをつけたくなったときに思い浮かびます。
まずそもそも、どうしてお酒を飲んだ後にラーメンを食べたくなるのか。それにはしっかりとした理由があります。お酒を飲んでいる間、肝臓は体内に入ってくるアルコールを分解しています。その際、肝臓は体内の糖分を消費しながら肝臓を働かせます。
つまり、お酒を飲むほど糖分が失われていくのです。そこで血糖値が下がっていくため、空腹感が高まってきます。またアルコールを100ml摂取すると120mlの水分が尿となって排出され、脱水症状になっていきます。
尿と一緒に塩分も排出されるため、塩分不足になります。つまり、糖分、塩分、水分がすべて減ってしまうため、空腹感がつのり、食べ物や飲み物を求めるようになります。そんな時に、目の前にラーメン屋の看板があったら、心が揺らいでしまうのです。
しかし、ラーメンは塩分が高く、また背脂系が流行るように脂肪分がたっぷりと入っています。これをスープまで平らげてしまったら、それは太ってしまうのも当然です。ただし、もし血糖値を上手にコントロールできるなら、たまのラーメンくらいなら楽しんでもいいかもしれません。ですがくれぐれも「かんすい」の食べすぎにはご注意を。
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