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2019年12月02日05:52

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発酵食品は腸の保護

納豆の原料である大豆自身のメリットのほかに、納豆がおすすめできる理由があります。それは「発酵食品」であるという点です。発酵食品は、納豆ばかりでなく、ヨーグルト、味噌、酢、ぬか漬け、醤油などが挙げられています。

発酵食品には「乳酸菌」や「ビフィズス菌」が含まれています。乳酸菌には、ブルガリア菌、ガゼイ菌などのいくつもの種類があります。ビフィズス菌の腸内での生息数は乳酸菌の100倍〜10000万倍といわれています。これらは善玉菌の代表格といえます。

ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌は胃酸に弱く、9割が死滅し、腸まで届くのは約1割程度です。ただし胃酸などで死滅した菌にも、血圧降下作用や血中のコレステロールを下げる働きがあることが分かっており、それはそれで役に立っています。

生きた腸に達したビフィズス菌は、腸内で酢酸と乳酸菌を作り出します。それによって悪玉菌が腸内にはびこることを防ぐ働きがあります。また、腸内の状態を整える「整腸作用」があるため、便秘や下痢などの体質を改善し、腸の運動を正常にしてくれます。

腸の内壁はムチン層という粘膜で覆われています。これは、山芋などのぬるぬるとした成分とほぼ同じものです。この粘膜には腸を保護する役割があるのですが、有害物質が侵入してくると、それが腸の粘膜にくっつき、腸を痛めることになります。

しかし、あらかじめ乳酸菌やビフィズス菌が腸に届いていれば、他の有害物質が入ってきても乳酸菌などに覆われているためにくっつくことができず、結果的に腸を保護することになります。

乳酸菌やビフィズス菌はこうして腸の免疫力を高め、がんやそのほかの感染症などへの抵抗力をつける働きがあるのです。居酒屋で発酵食品を注文するなら、例えば海藻類などの酢の物、野菜などのヨーグルト和え、ぬか漬け、みそ汁などがいいでしょう。

また、食前キャベツを最初に食べるときには、味噌をつけると食べやすくなります。そのほか、味噌をつかった料理は炒め物、焼き物などにもありますから、乳酸菌で腸内細菌を活発するためには、そうした発酵食品のメニューを選ぶことも大切です。

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