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2019年10月24日06:16

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とんがりコーンと厚焼き醤油せんべい

とんがりコーンは、独特のカリカリ感のある食品でその歯触りが好きという人も多いと思います。パツケージには「米国ゼネラルミルズ社との技術提携によっておいしく仕上げたスナック」とあり、植物油脂で独特の形にあげてあります。

なお、しょうゆシーズニングとは、しょうゆを加工した調味料のことです。油が酸化して過酸化油脂質ができるため、ビタミンEを添加して酸化を防いでいます。ビタミンEの安全性に問題はありません。ただし、それほど酸化防止力が強いわけではありません。

このほか、調味料、天然着色料のカラメル色素、膨張剤の重曹、香料などが使われています。調味料の無期塩は、塩化K、リン酸K、リン酸Naなど7品目あって、6品目はリン酸塩です。いずれも毒性はありません。

ただし、リン酸を取りすぎると、カルシウムの吸収が悪くなって、骨が弱くなる可能性があります。なお、「無期塩等」の「等」とは、無期塩以外にも、アミノ酸や核酸などの調味料も使っているという意味です。

カラメル色素は天然着色料の一種で、カラメルI、カラメルII、カラメルIII、カラメルIVの四種類があります。カラメルIIIとカラメルIVはアンモニウム化合物が原料に使われていて、米政府による動物実験で発がん性の疑いがもたれています。しかし、これらの四種類のどれが使われても、「カラメル色素」あるいは「カラメル」としか表示されません。

厚焼き醤油せんべいは、言うまでもなく日本の伝統的なお菓子です。亀田製菓や越後製菓などの大手のほか、多くの地方の中小メーカーからも製品が出ています。大手、中小に関係なく、ほとんどの製品に使われている添加物が調味料です。

調味料は、味付けの目的で使われているもので、アミノ酸、核酸、有機酸、無期塩の四種類があります。アミノ酸の代表格は、なんといってもL−グルタミン酸Naを使った場合、「調味料」という表示になります。

核酸の代表格は、イノシン酸Naで、それが使われると「調味料」という表示に。このほか、有機酸や無期塩の添加物が使われた場合は「調味料」という表示に。なお、「調味料」と「等」がついている場合は、L−グルタミン酸Na以外に核酸系などの添加物が使われていることを意味します。

ちなみに味の素は、L−グルタミン酸Naに微量の核酸系のものが使われています。そのため、味の素を使った場合は「調味料」という表示になります。せんべいには、さらにカラメル色素を使った製品がとても多くなっています。カラメル色素などが加わったせんべいを食べると、塩分が多いこともあってか、胃の粘膜が刺激されて、胃部不快感があります。

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