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2020年07月27日22:49

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2010年の時

タイトル通り、10年前の私について述べます。

2010年は、勤めていたIT企業を来年で退社することを決めた年でもありました。

その間に、たくさんの出会いをしたいと思って旅をしたり、老人介護職につきたいと思いまして施設見学や介護体験会など
に積極的にしていた年でもありました。なんで介護を選んだのか気になると思います。

3つ理由がありました。

・大学時代に介護職を専門とした学科(しかし会話が出来ない、単位を落すで出来ず、離脱)

・IT企業で夜勤や過酷な現場を経験したからもうできる(ある意味自信がついた)

・求人数がどこの地域でも多い(それにご年配の方と話すのが好き)

それだけの理由でした。

しかし最終的には、介護はあっていなかったということにたどり着きました。

なぜかといいますと、迅速な行動が介護に求められる。そしてちょっとミスというのが、命に係わるということです。

ご存知の通り、介護は事故も多い職場でもあります。予期せぬことも多々あります。
職員や看護師さんのちょっとした不注意が、速攻で命の危険となってしまい、下手すれば裁判や施設の営業停止、名指し公開もされてしまいます。

◆昨日もNHKニュース9(夜9時のニュース)で長野県のある老人施設で、おやつの確認を怠り、利用者を窒息死させてしまい、職員が裁判になり、被告となったというニュースを見ました。

私はそれを見ていまして、「介護職の離職の原因の一つは、こういった事故の名指しもある」と思いました。
予期せぬことは、施設ではどうしてもおきます。機械ではないのでどうしても起きてしまいます!
逆に機械だと、機械での点滅信号、発信、専門家が発見出来たり、最悪でもデータ復元といった処置はとれます。しかし、人間の命はできません。当然ながら事故扱いになれば、施設自体の存続も危ぶまれます。

私も実のところ、時間に追われてしまい送迎中に近所の家に壁にぶつけたり、食事介助がうまくできず(具体的にはゆっくり食べさせすぎて、時間をかけてしまう)、優先順位がつけられないといった行動があり、その度にクレームを沢山受けました。時には上司と頭を下げた事もありました。そしてリストラされたという経緯に至りました。結果1年半で介護職は離職しました。

当然、そういった私の様な職員がいれば悪いサービスしかできない所だといわれます。ある意味、介護もサービス業です。

そして10年後、今は別の道を歩んでいます。それが良かったかは?良かったとも思いました。向かないことを身に染みて感じた事も一つでしたし、それにもしも家族の世話をすることになった時も一つの経験として役立ったと思っております。
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