mixiユーザー(id:21336100)

2022年01月20日14:45

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かなり毛色の変わった若手ピアニスト(藤田真央)に驚く

もう小生の中では欠かすことの出来ない<池袋芸劇ブランチConcert>・・・・・前回のConcert(ピアノ)が??でしたので今回もパンフレットの顔が若干幼い感じなこともあり、余り期待せず参加した1週間前のConcert・・・!!

さてStageに現れてからPiano前に座るまでの捉えどころが無い余りのユニークさに<大丈夫なの>!?・・・・と思わず心の中で叫んだほどでした、ところがところが弾かれた音が空中に解き離れた瞬間、耳がロバ状態!!

過去様々な演奏家に接しましたが、この一音は稀なる程の低弦の持続と響の見事な豊穣感!!弾き初めなのでピアノ自体のこなれ、弾き手自身とピアノとの一体感が気になりましたが、小生に果たしてこの後一体どうなるんだろう・・・・!?の期待を抱かせるのに十分な一撃でした。

1曲目はショパンのノクターン13番でしたが、従来のショパン弾きとは異なったアプローチ・・・・基本的に豊饒な低域の響きを持続しながらその響きの中にメロデイを織り込み紡いでいく感じなのです!!

よっぽどの耳の良さ、鋭いタイミング感覚、響の体&耳への取り込み後のペダル&指コントロール・・・・が必要ですが、天分のものなのでしょうか!?それとも幼少からのピアノ自体のみが持っている低弦の耳への 肉感的な響きへのフェチ度の高さなのか?

彼のピアノ自身への愛・・・・それも低域に対して・・・・面白いのが、Stageに登場する時、通常は左右の腕は対象的に扱われますが、かれは左手の方からの垂れ下がり具合が全く右腕とは異なっているのです、何か特別大切に扱われ愛しい・・・・感じ!!

ふと頭をよぎったのが、今後チャレンジ精神を発揮し怖いながらも別の響を求め続けるのか・・・それとも変化無しで更なる感情表現に突き進んでいくのか!?

Concert後恒例の昼食を兼ねた友人とのダベリ会で意見交換&感激/驚き具合を交換しましたが、ある意味怖いのが今後の音楽人生も含め一体どう年をとっていくのか?予想が出来ないのも楽しいような困ったような・・・・こんな感想を持たさせるのも、彼の一般からは若干かけはなれた宇宙人的印象がそうさせるのも面白い!!

肝心のピアニストの名前は<藤田真央;男性です>当日はショパン、クララ・シューマン、リストの名曲を御披露・・・大満足でした!!

ただ心配なのが小生がConcert中に感じた彼の<低弦の豊饒な響>が一般家庭で感じ取れるのかどうか・・・ですね!?
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