小生のSpeakerユニコーンの位置調整後の再生音（特に左方面の響き＆位置改善）に気を良くしMONOも含め聴きなおしていますが、その中に1972年にContemporaryから発売されたArtPepperの未発表曲集＜TheWayItWas>があるのですが、A面はウオーン・マーシュとの共演、特にB面はご機嫌なStandard曲のオンパレードで著名なMeetsTheRhythemSectionからは＜TheManI Love>他からは＜AutumnLeaves>,<TheWayYouLookTonight>が含まれており、どの曲も未発表だったのが不思議なほどの好演で愛聴面です（超有名盤リズムセクションよりここ数年良く聴いています）。
今回初めてライナーノートをジックリ全文読んだのですが、これがPepperが初めて書いたライナーノート・・・・多分後に奥さんになった＜LaurieMiller>が聞き取りで書いた文と想像できるのですが、これが結構面白い！！
何と＜AutumnLeaves；Intensityからの未発表曲＞が自分でBestと考えている演奏のうちの一つだそうです・・・・自分自身で演奏のムードを設定できソロも過去の演奏の積み重ね・・・何も人を驚かそうとか技術をひけらかすような要素が一切ない・・・とその理由をのべています。
他の曲も説明があるのが面白い・・・・なかでも自分はアルト吹きだがアイドルはテナー奏者の＜LesterYoung＞と＜ZootSims＞、ズートがアイドルとは知りませんでしたがParkerは余りの偉大さと影響力の大きさから追従＆アイドル化するアルト吹き自身を滅ぼす・・・と形容しているのも面白いですね！！
肝心の音ですが全体的に楽器類の響きが増え（特にDs.)、更に＜枯葉＞では全体的な音の統一感が再調整前より改善され聴いていて快適なのは嬉しいですね！！
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