mixiユーザー(id:2129235)

2019年12月10日08:36

106 view

マンガ感想(新九郎、信長シェフ、金カムイ、昭和天皇・他

 「新九郎、奔る!」2巻。新九郎の元服、応仁の乱勃発、今川義忠の上洛、足軽用兵の出現、伊勢貞親の復帰まで。

→ 相変わらず、多くのキャラが名前も顔も似ていて区別がつきづらい。まぁ彼らは互いに親類なんだから似ていて当然だけど。それでいて、応仁の乱だから登場人物も多いし。決してつまらなくはない、むしろ面白いんだけど、読むのに普通のコミックの数倍時間がかかる。

 それにしても、応仁の乱って、大名の多くが在京守護だったので、戦いのほとんどが京の都の市街戦。宿舎は野営ではなく各大名の屋敷。足軽はほとんどいないので戦力も人数的に少ない、と、後の戦国時代の合戦とは全然違う。なので読んでいて不思議なカンジ。





 「重版出来」13巻。泣き方の色々、食べ物を美味しく見せる方法、悪役の心理描写、副業禁止など。異世界をのぞけて楽しい。





 「信長のシェフ」24巻。ケンは村上元吉と出会う。秀吉は上月城を失い信長の中国戦略に遅れ。信長は毛利の戦備えから内通者の存在に気付き、ケンは内通者の情報を得ようと堺から川筋衆に接触する。計略でケンは荒木の寝返りを知る。信長は竹中半兵衛の策でこれを逆用しようとする。

→ 面白いし、美味しそう。戦国時代という制約の中、色々な料理を出す手腕。



 25巻。荒木が謀反し鎮圧されるまでと、第二次木津川口海戦。ケンはが信長を裏切ることが信じられず。。。
 新任宣教師を接待しようとして、逆に料理を出される。宣教師の目的は日本征服の下調べだった。

→ 歴史を辿る回。戦争の描写はほとんど無いけど。よってこのマンガらしくない。





 「ゴールデンカムイ」18巻。牛山と土方は、追っていた脱獄囚に毒を盛られるが、門倉との3人で相手を倒す。

 キロランケと白石はソフィアを脱獄させアシリパに会わせようと奮闘する。キロランケとのっぺらぼう(アシリパの父・ウィルク)はかつて、ロシアの運動家だったソフィアを利用し、極東少数民族独立運動をしていたのだ。

 ソフィア脱獄作戦決行の日、シベリア虎が立ちはだかる。

→ エグさが抑制されている巻で、面白い。アイヌなど少数民族の風習がもっと出てくればもっと面白いのに。



 「ゴールデンカムイ」19巻。脱獄させたソフィアと会ったアシリパは、彼女から父の名の由来を聞き、暗号解読のヒントを思い出す。アシリパ一行は流氷上を西に逃げるが、杉元達に追いつかれつつあった。
 杉元はアシリパと再会し尾形から救う。谷垣と鯉登少尉はキロランケと戦い倒す。

→ 登場人物の顔の区別が付かず、お話が分かりづらい。。。





 「ヴィンランド・サガ」22巻。トルフィンはガルムに無手で勝ち、トルケル軍はヨムスボルグを落とす。トルフィンはグズリーズを救出し、一時的に族長に就任。フローキとバルドルを許し、ボルグを放棄する。すぐ族長を辞任し父トールズの墓参をする。。。

→ 戦闘の見せ場を作りつつ、平和的になっていく主人公。綱渡りのようなストーリー。





 「昭和天皇物語」4巻。裕仁の外遊は途中あちこちに寄港しながら、ついに英国に。大歓迎を受け、強く影響される裕仁。一方、大正天皇は病状が進み側近の顔も分からなくなり、原首相は摂政設置に動く。裕仁はその後、仏、ベルギー、オランダ、伊と巡り帰国の途に就く。陸軍と対立した原は国民の支持を回復しようと全国遊説に出るが...

→ 原敬の人柄が面白い。あと、天皇家が英国に特に親しみを覚える理由も良く分かる。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する