29日夜のニュース。新国立競技場、建築費が当初予定より900億円弱増え、2520億円に。一部座席は当初仮設に、屋根も当初無しに。巨大な2本のアーチは維持。
消費増税や建築関係の物価上昇が、予定以上の建築費増の要因。
→ あんな派手なデザインにするから。人間の視点、つまり下から見ると、特に美しくないのに。無駄遣いそのもの。。。でもコンペで競合した他の案もツマラナイんだよねぇ。
あと、2520億円って総額?それとも東京五輪までの仮設までの費用?そこが曖昧で気になる。と思っていたら。
29日読売webによると。屋根の費用などは含まず2520億円なんだとか... そりゃベラボウな。つまり、実質は千数百億円以上の予定超過。実にトンデモナイ。東京都も負担したくないでしょう。
30日朝日。国立競技場、無理をしたのは2019年開催のラグビーW杯に間に合わせるため。6/28退任するまで10年間は森元首相がラグビー協会長だったことも関係する。ある自民議員は「最悪、ラグビーは我慢(既存スタジアムで)でも」と言う。
→ 2019は、どう転んでも無理っぽい。2020ですら危ういのに。日韓W杯やブラジルW杯などでスタジアム建設が間に合うかどうかギリギリだった(ブラジルは間に合わなかった)ことを、日本のウヨは嘲笑っていたけど、今度は日本が笑われる番。情けない。
30日地方紙。各五輪のメインスタジアム建設費比較。
ロンドン 約 828億円(大会後の改修費は約525億円)。
北京 約 502億円
アテネ 既存設備に屋根を付けただけ
シドニー 約 414億円
アトランタ 約 246億円
東京(予定) 約2520億円。大会後の改修費は不明、天井知らずか
→ 東京の計画が、際立っておバカ。だって、アベノミクス第1の矢「超金融緩和」で円安になってる、つまり他国のスタジアム建設費が割高に見えるようになっているのに、その数倍〜10倍も新国立競技場の建設にはかかるというのだから。
アレねー。たぶん受ける建設会社も、本音ではイヤだと思うんだよね。あっちこっちで難工事を抱えていて手が回らならないし、下手をすれば採算ワレするし、失敗すれば世論や政府から糾弾されるし。でも、政府からゴリ押しされて、引き受けざるを得ないんだと見た。
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