mixiユーザー(id:2129235)

2015年06月15日20:33

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マクロ関連(GDP、口先介入、米TPA瀬戸際

 9日朝日・地方紙。内閣府発表の1〜3月期GDP2次速報。一次速報の0.6%(年2.4%)から上方修正され、1.0%(年3.9%)に。設備投資が引っ張る形。ただし個人消費は盛り上がりに欠ける。

→ 年4%弱はスゴイ。が各種幸運もあった。今後、個人消費が盛り上がるか?が、持続するかのポイント。





 10日各紙web。日銀の黒田総裁、国会で「これ以上の円安、ありそうにない」と発言。これを受けてか急激に円高が進む。黒田は口先介入を否定。

→ 黒田の言うとおり、意識して言っていないのであれば、黒田は大馬鹿。でも彼はリスクテイカーではあっても馬鹿ではない。なので、この発言は口先介入でしょう。円高が行き過ぎていると彼が見ている証拠。

 円安が行き過ぎなら、金融緩和の規模を縮小させれば良い、本来は。でも、日銀が国債を買う量を減らしたら、長期金利が高騰しかねない。そんなことになったら財政破綻へ一直線。なので、それは出来ない。で、仕方なく今回の口先介入に至ったんだと推測します。





 13日各紙web。米下院、TPA法案を一部否決。正確に言うと、TPA法案自体は可決されたものの、関連法案(TPAに不可欠である失職者支援法案)が否決されたため、オバマはTPAを取得できない状態。下院の共和党指導部は来週にも関連法案の再採決を行う構え。

→ 与党の米民主党ではなく、野党共和党が成立に熱心だ、というねじれ。これ、早く成立させないと、ルールを守らない中国が経済的にますますのさばるんだけどね。

 呆れたことに、米国の反対派の中にはISDA条項を警戒する議員がかなりいるらしい「米国企業が提訴される」と。日本のTPP反対派が「ISDA条項は米国の陰謀だ、日本企業を提訴するための条項だ」と言っていたことを考えると、面白い。

 また、日本には「日本経済はまだまだ成長出来る!『少子化だから成長しなくて良い』なんていうのは、勝ち逃げしたい年寄りの戯言だ!」と言うクセに、TPPに反対する馬鹿者もいてるし。日本の需要が減るんだから、成長には外国の需要を喚起し取り込む必要があるのにね。

 まぁアホはどこにでもいるということかしらね。
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