ビールをのんで
ちょっとだけリラックスした部屋で
どうしようかと考えて
そろそろ死んでもいいな
恐怖をどうしても乗り越えられない
柿のたねのわさび味をかじって
くるみをばりばり食べながら
生の折り返し地点あたりかなって
勝手な目測を立ててみたんだけど
きみはいまどこで何してる
何も語らなくなったあとでも
交信できる更新できる行進できる
ものがあるのだとしたら
このままもうちょっと順調に生きれば
筋トレしたりストレッチしたり食事や
睡眠に少しだけ気をつかったりして
CDを1万枚くらいは集めるかもしれない
そこで虚しくなるか満たされるか
どっちにしろもはや余生ではあるけど
続きにくいモチベーションや情熱を
再び点火しそうな瞬間があるのだ
走馬灯の数が増えていくほどに
からっぽの容器を満たせた気分に
なれたらラッキーなんだろうな
あきらめつつも歩く喜び
どこかでこうして接点持てたことで
狭まっていく希望を撫でてあげる
存在なんてものみんな幻なのかも
そのくせなんて魅力的な魅惑的は
あのひととき
あともうスプーン一杯分だけでいいから
この心の中をかきまぜていて
動いているかわからないスピードで
いつだって心は走りたがるから
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