新しいバッテリー充電器が届きました

車用のバッテリー充電器が故障して、買い換えようと思ったら実は当該製品は不具合で「リコール」がかかっていることが判明、代替品の手配をネットで申し込みしました、というのが８月９日に書いた私のmixi日記のあらすじ。


申し込んでから４日目、日曜祝日を挟んだ割には迅速な対応で、メーカーから新しいバッテリー充電器が到着しました。
偉いぞ、大橋産業さんとやら。

届いた箱はこんな感じです。


たまたま在宅勤務の日だったので、受け取りもスムーズにできましたし、到着と同時に旧製品の回収(引き換え方式)も宅配便業者さんがしてくれたので、捨てる手間も省けて助かりました。

開封してみると、素っ気ないながらもいわゆる「お詫び文書」が同封されていました。



届いた、新しいバッテリー充電器はこれ。


ちなみに、回収されて手元に無くなった旧製品はこんなのでした。



新型は、まずデザインが気に入りません。
プロっぽいというか、ごっつい感じです。
個人的には旧製品の丸みを帯びた可愛らしいデザインが気に入っていたので、新型はちょっと素直には馴染めません。
実用品ではあっても、工業デザインは大切です。

また、機能的にも従来型にはセルスタートという臨時エンジン始動モードが内蔵されていたのですが、新型では省かれています。
価格から推察する製品ランク的には新旧とも同格くらいのはずですが、同じメーカーの製品でありながら、４年半を経て実質的に機能ダウンしているのは納得がいきません。

もちろん、新型で良くなった点もあります。
供給電流が従来は８Ａでしたが、新型は自動切換え式で、最大１５Ａ供給まで対応します。
これはかなりのパワーアップです。
従来型はインジケータ・ランプが緑と赤のＬＥＤ１０個が点灯・点滅する簡素なものでしたが、新型は白黒とは言え、バックランプ付の大型液晶表示式になりましたので、作動状態が分かり易いっていやあ、分かり易いです。
もっとも、こんなのはＬＥＤランプでも充分ですけどね。


在宅勤務の傍ら、さっそく使ってみました。
まずはポルシェ号、次にモコさん。

結論から言えば、使い勝手も含めてイマイチな感じでした。

一つ目の問題点。
バッテリー接続のクリップが小さくて、「かみにくい」。
少しのショックで、充電中に外れてしまいそうです。

二つ目の問題点。
電源などのコードが短い。
我が家のガレージ設置のコンセントから、ギリギリで届くことは届くのですが、亘長がいまいち足りません。
従来型は余裕がある長さだったのに、残念です。

三つ目の問題点。
作動音が異常にうるさい。
充電中に発する熱対策で、新旧とも冷却ファンが内蔵されているのですが、従来型は静音ファンだったのに、新型では派手にブンブン回る音がします。
ガレージがうるさくても困りはしませんが、いかにも働いています！っていう主張が強すぎるというのもありますし、バッテリー充電中はつないだら数時間も作動しっ放しですから、何だかずっとこの音がしているのかと思うと心配になりました。

四つ目の問題点。
デザインにも関連して、使い終わった後のコード類が、従来型では本体の中に完全に収納することができる作りだったのですが、新型ではフックに巻き付けてむき出しで保管するタイプになっているので片づけてもスマートさに欠け、汚らしい外観です。

ということで、別に実用上は悪くないけれど、期待していたのに何となく興醒めだなぁという感じのファーストインプレッションでした。
ちゃんちゃん。