死の覚悟

コロナさんが世の中に蔓延している。

死ぬのが怖いかと問われれば、もちろん、怖い。
少なくとも、積極的に自分から死にたいとは思わない。

でも偶然、何かの弾みで死んじゃうなら、まあいいか、と達観している。

可愛い女の子と濃厚接触したいなぁ・・・なんていう程度の煩悩はまだまだ残っているけれど、だいたい人生においてやりたいこと、やるべきことは既にしてきたし。
産まれて、育って、遊んで、勉強して、学校行って、恋をして、仕事して、自分の働きで家も買ったし、お酒もタバコも車も、一通り試してみた。
子育てってのはやらなかったけど、あまり後悔はない。

そんな状況下、老後の生活すらも何となく見通せる年齢になってきた今、自分が明日死ぬか、１０年後に死ぬのかで、悩むほど大きな違いは無さそうに思うんだ。
仮にコロナさんに気に入られて死んじゃうなら、それまでだ。


地球が爆発すると決まった最後の夜、人生の最後に何を食べるか、何をするか、という究極の質問がよくある。
最後の晩餐が選べるのであれば、私なら食べるのは江戸前のお寿司か鰻あたり？
最後にするのは、恋人とのえっちとか、富士急ハイランドのジェットコースターにガンガン乗るとか・・・その程度だ。←庶民だから想像力が貧困


苦しまず、痛くない死に方で死にたいとは思う。
長患いはイヤだ。
大きな怪我や大量の出血を伴うような死もちょっと避けたい。
コロナ、私にとってはきっかけとして悪くないのかも知れない。