今週の月曜日は、敬老の日。
贔屓にしているクレイジーケンバンドの全国ツアーのチケットが手に入ったので、自宅からはちょっと遠目だけれど、群馬県の太田市民会館まで遠征した。
何年か前に北関東自動車道が出来て、今では太田にも高速が通っているが、東京から行く場合は関越道自動車道の埼玉・東松山インターチェンジで降りて、一般道からアクセスする方が自然である。
東松山と言えば・・・そうだ、そんなに気乗りはしないのだけれど、行かなくちゃいけないと思っていたスポットがあるのだった。
「原爆の図 丸木美術館」
http://www.aya.or.jp/~marukimsn/
広島原爆の犠牲者たちを描いた画家・丸木夫妻の絵が飾られている。
その存在はしばらく前から知っていたのだが、暗そうな美術館なので行くのを躊躇していた。
途中の高坂サービスエリアでは、朝食代わりにコロッケを食べる。
とても美味しかった。 1個200円。
丸木美術館は、インターを降りてから10分もかからない、最後は細道で不安になったが迷わずに到着。
建物はけっこう大きいが、もう古い。
有名な原爆の図は、大きな屏風絵がシリーズものとして15点ぐらい、
その他の展示物とあわせて2時間くらいは充分に楽しめる(?)ボリュームのある美術館だった。
しか〜し、テーマがあまりにも暗い。
絵が、怖すぎる。
エヴァンゲリオンの主人公が言う「逃げちゃだめだ」というセリフが何度も何度も繰り返し頭に思い浮かぶ。
ほんとに絵は怖い、気持ち悪い。
もう見たくない。
それぞれの絵の説明文には、しみじみと泣かされた。
もう、来たくない。
でも。
日本国民として、これは一度、どうしても見ておかなくてはいけないのだろうなーって、しみじみと思った。
一度だけでいい、すべての人に見て欲しい。
みんな、行かなくちゃ、いけない。
<午後からの話は、別の日記にします>
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