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2021年07月24日07:09

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ジャンボ鶴田怪物伝説(825)

86年「創立15周年記念世界最強タッグ決定リーグ戦」最終戦、12月12日、日本武道館(テレビ収録、観衆12,700人満員発表)大会。私はこの興行は会場で生観戦しています。

最終戦を前に優勝の可能性が残っているのが、7戦5勝1敗1両リン、失点4、10点の前年度優勝、PWF世界タッグ王者チームのスタン・ハンセン&テッド・デビアス組、7戦4勝1敗2時間切れ引き分け、失点4、10点の84年度優勝チームの鶴田&天龍組。

7戦4勝1敗1時間切れ引き分け1両リン、失点5、9点のジャパンプロレス代表、インターナショナル・タッグ王者チームの長州力&谷津嘉章組、同じく7戦4勝2敗、1時間切れ引き分け、失点5、9点の79、82年度優勝チーム、ドリー・ファンク・ジュニア&テリー・ファンク組のザ・ファンクスの4チームとなりました。

当日はまず、セミファイナルとしてハンセン&デビアス組vs鶴田&天龍組が組まれ、メインイベントの長州&谷津組vsファンクスが最終公式戦となりました。

セミでどちらかのチームが勝てば、12点となり、メインの結果を待たずして優勝が決まることになります。

この為、今回はセミファイナルから追っていきましょう。10点同士、ハンセン&デビアス組と鶴田&天龍組の公式戦。ハンセンはデビアスと天龍をロープに飛ばしてのツープラトンによるショルダー・タックル。しかし天龍にかわされ場外に転落すると天龍を場外に引きずり出し、場外戦となり9分19秒、試合権利のある天龍とハンセンが両者リングアウトとなり、無得点試合に。

ハンセン&デビアス組は8戦5勝1敗2両リン、失点6の10点で、鶴田&天龍組は8戦4勝1敗2時間切れ引き分け1両リン、失点6の10点で得点は変わらず。メインの長州&谷津組とファンクスの結果待ち。

メインで勝ったチームが11点で優勝、時間切れ引き分けの場合は4チームが10点で並ぶことになり、抽選による決勝トーナメントを行う、両リンの場合は10点同士のハンセン&デビアス組による優勝決定戦になります。

最終公式戦、長州&谷津組とドリー&テリー組の一戦。長州がドリーへリキラリアットを決めようとした瞬間、控えにいたテリーがドリーの足を引き倒してこれを阻止しましたが、テリーがリングに入ったところ、長州がテリーにリキラリアットを決め両者場外転落。

ドリーも谷津のドロップキックで場外に転落して場外乱闘になりました。長州はドリーをリングサイドの場外フェンスにぶつけリングに戻ろうとしたところ、テリーに足を押さえられカムバックを阻止されました。レフェリーのカウントは進み、13分5秒、試合権利のある長州とドリー両者リングアウトの引き分け。

これにより、長州&谷津組は8戦4勝1敗1時間切れ引き分け2両リン、失点7の9点、ファンクスは8戦4勝2敗1時間切れ引き分け1両リン、失点7の9点で脱落。公式戦全試合を終了し、ハンセン&デビアス組と鶴田&天龍組が最高得点の10点で並んだ為、大会始まって以来の優勝決定戦が行われることになりました。

優勝決定戦は時間無制限1本勝負で行われました。場外乱闘になり、デビアスが鶴田を押さえてがハンセンがウェスタン・ラリアット、しかし鶴田が間一髪これをかわし、デビアスに誤爆。デビアスはダウン。すかさずリングに戻ろうとする鶴田の足を引っ張って阻止しようとしたハンセンに天龍が場外で延髄斬り決め、鶴田がリングに飛び込み8分13秒、鶴田がデビアスにリングアウト勝ち。

鶴龍コンビが2年ぶり2度目の優勝を果たしています。
(輪島大士の東京登場第1戦及びその他の試合については次回お送り致します。)
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