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2021年07月22日07:04

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ジャンボ鶴田怪物伝説(823)

86年「創立15周年記念世界最強タッグ決定リーグ戦」終盤のヤマ場、第17戦、12月9日、浜松市体育館(テレビ収録、観衆3,100人満員発表)大会。

メインイベントの公式戦、馬場vs長州力2度目の対戦、長州&谷津嘉章組と馬場&タイガーマスク組の一戦。前85年、12月3日、愛知県体育館で馬場&ドリー・ファンク・ジュニア組と長州&谷津組の公式戦で馬場と長州が注目の初対決。長州は馬場の長い足をサソリ固めに決めようとしましたがステップオーバー出来ず。両チーム決め手を欠いて30分時間切れ引き分け。

前年の注目の公式戦でしたがノーテレビであり、本年はテレビ中継で馬場と長州の対戦が見られることとなりました。とはいえシリーズの終盤戦で組まれた公式戦であり前日の広島大会で勝ちが見込める相手だったリック・マーテル&トム・ジンク組に両チームリングアウトに持ち込まれ、取りこぼしているだけに優勝の可能性が残る長州&谷津組は勝ち狙いに出てタイガーマスクに照準を定めました。

長州はタイガーマスクに、捻りを加えたバックドロップを放つと自らロープに飛び、反動を利用したリキラリアットを決め長州が13分28秒、体固めでタイガーマスクをフォール。長州&谷津組は7戦4勝1敗1時間切れ引き分け1両リン、失点5の9点となり、最終戦の12月12日、日本武道館でのザ・ファンクスとの公式戦を残すのみとなりました。馬場&タイガーマスク組は7戦3勝4敗、失点8の6点。

セミファイナルではスタン・ハンセン&テッド・デビアス組が石川敬士&サムソン冬木組と対戦、9分52秒、ハンセンがウェスタン・ラリアット一閃、体固めで冬木を撃破。

鶴田はセミ前で天龍と組んで国際血盟軍のラッシャー木村&鶴見五郎組と対戦。両チームは12月4日、福岡国際センターで公式戦で対戦、鶴龍コンビが暴走し手痛い反則負けを喫していますが、鶴田が14分20秒、バックドロップからの体固めで鶴見を降し、キッチリとリベンジを果たしました。冷静に闘えば負けるチームではないです。

リック・マーテルはジャパンのアニマル浜口とシングルマッチで対戦。マーテルは76年10月の国際プロレス「勇猛シリーズ」にリッキー・マーテル表記で20歳で初来日。実兄であるザ・コンバット・フレンチ・ブラザーズのマイク・マーテル(パートナーはフレンチ・マーチン)と一緒に来ていますが、扱いとしてはグリーンボーイの最下位。

それでも吉原功社長はマーテルのセンスを見抜き、11月14日、足利市月見ケ丘高校体育館で寺西勇のIWA世界ミッド・ヘビー級王座に挑戦させました。2−1で敗れましたが、「和製マットの魔術師」寺西に対して健闘、若手時代から得意としていたダイビング・ボディアタックで1本奪っています。

この時浜口はカナダ・カルガリー遠征中であり、マーテルとは対戦しておらず。国際プロレスに思い入れを持つ私としては寺西との10年ぶりのシングルマッチも見たかったですが浜口との対戦も面白い組み合わせ。

7分51秒、マーテルがエプロンからトップロープ越しのスワンダイブ式ダイビング・ボディプレスからの片エビ固めで浜口を破りました。

トム・ジンクはジャパンの仲野信市を7分56秒、フロント・フリップ(バックフリップの逆、相手を肩車に担ぎ上げて前に倒れる、後のダニー・クロファットのカナディアン・ロッキー・バスター、リッキー・フジのカミカゼと同類の技)から体固めで撃破。

川田利明が大先輩であるマイティ井上と組んでドリー&テリー・ファンク組のファンクスとの試合に挑みました。毎年、一定数のヤングライオンがデビューする新日本プロレスとは違い、プロパーのノンキャリア練習生がなかなかデビューに至らない全日本プロレスでは、所属選手を世代分けするのは難しいですが、

大仁田厚、渕正信、ハル薗田の70年代前半入門組を第一世代として、越中詩郎、ターザン後藤、三沢光晴、川田までが第二世代と考えて差し支えないと思います。(第三世代が小川良成、小橋健太、菊地毅あたりか?新日本の「第三世代」というのはあくまでメインイベンターとしての考え方、猪木を別格として、藤波辰爾、長州力らが第一、武藤敬司、蝶野正洋、橋本真也の闘魂三銃士及び馳浩、佐々木健介が第二世代、天山広吉、小島聡、中西学、永田裕志が第三世代というもので、基準が異なる為同列に比較しなていない)

となると川田にとってファンクスは三世代前のレジェンドとなる訳です。試合は10分15秒、テリーが首固めで川田をフォールしました。川田にはいい経験だったと思います。

この日行われる予定だった注目の公式戦、キラー・カーン&テリー・ゴディ組vsスーパー・ストロング・マシン&阿修羅・原組はマシン&原組の棄権によりKカーン&ゴディ組の不戦勝。Kカーン&ゴディ組は8戦4勝3敗1両リン、失点の8でリーグ戦を終了しました。長州&谷津組に反則勝ち、ファンクスにリングアウト勝ち、ハンセン&デビアス組に両リンと上位陣を無得点に追い込んだことでまあまあの成績に終わりました。
  
Kカーン&ゴディ組は大熊元司&薗田組と対戦、7分55秒、Kカーンがコーナーポスト最上段からの「アルバトロス殺法」ダイビング・ダブル・ニードロップからの体固めで薗田を倒しました。
 
ジャパン対国際血盟軍&カルガリー・ハリケーンズ混成チーム、小林邦昭&栗栖正伸組vs原&ヒロ斉藤組はやはりこの4人の中では体格が一際大きい原が11分26秒、ヒットマン・ラリアットからの片エビ固めで栗栖をからフォールを奪いました。

第1、2試合は全日本対ジャパンの技巧派チーム対決、渕&百田光雄組と寺西&保永昇男組は12分36秒、保永が百田を回転エビ固めに丸め込み、元アジア・タッグ王者チームでもある寺西&保永組の勝利。

第1試合の若手対決は小川良成のキックが佐々木健介の顎にモロに入り健介がダウン。6分59秒、それがフィニッシュホールドとなり、片エビ固めで小川が勝利を収めています
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