mixiユーザー(id:21258650)

2021年05月09日00:37

162 view

ジャンボ鶴田怪物伝説(748)

86年「スーパー・パワー・シリーズ」第3戦は5月18日、日曜日の後楽園ホール(観衆2,100人満員発表)大会、全日本プロレスは今シリーズ後楽園ホールはこの1回のみ、私はこの興行は生観戦しました。

この日からタイガー・ジェット・シン、ミル・マスカラスが特別参加。外国人レスラーがようやく3選手参戦となりました。

メインイベントは馬場&天龍組がシン&ラッシャー木村組と激突、シンは今シリーズも国際血盟軍と共闘です。凶器を持ち出したシンが馬場、天龍を攻撃、レフェリーにも暴行を加え、12分21秒に馬場&天龍組の反則勝ち。

セミファイナルは全日本対ジャパン6人タッグ対決、鶴田&タイガーマスク&渕正信組と長州力&谷津嘉章&小林邦昭組との対戦。全日本vsジャパンのメイン、セミクラスでのカードで全日本側の天龍抜きは珍しいですが、ヘビー級戦士となったタイガーマスクが天龍に迫る働きを見せています。試合は14分31秒、長州がリキラリアットから渕を体固めに決めてジャパン軍に軍配が上がりました。

セミ前の全日本対カルガリー・ハリケーンズ、全日本はマイティ井上&大熊元司組という珍しいタッグチーム、職人コンビと言えます。ハリケーンズはスーパー・ストロング・マシン&ヒロ斉藤組。8分52秒、マシンがコーナーポスト最上段からのダイビング・ヘッドバットからの体固めでタフな大熊からフォール勝ち。

ちなみに大熊もジャンピング・ヘッドバットをフィニッシュに多用していますが、こちらを「ダイビング・ヘッドバット」と表記している文献も多数あります。ですが大熊のは「その場飛び」であり、私の日記ではダイナマイト・キッド、ハーリー・レイス、そして今回のマシンのようなコーナーポスト最上段からリング上に大の字に倒れている選手に見舞うのをダイビング・ヘッドバット、大熊のはジャンピング・ヘッドバットと表記して区別しております。

この日より参戦のマスカラスはハル薗田とのシングルマッチ、6分59秒、ダイビング・ボディアタックからの体固めで勝利。今シリーズも通常興行では85年10月以来続く中盤戦での中堅どころ相手のシングルマッチで短時間勝利が中心になりそうな予感…。

テリー・ゴディは国際血盟軍の阿修羅・原とタッグを結成、参加外国人選手が少なく、今回は全日本で共闘しているザ・グレート・カブキが参戦しておらず、ヒールサイドということで国際血盟軍と共闘です。対戦相手はジャパンプロレスのキラー・カーン&アニマル浜口組、試合は荒れた展開となり、両軍椅子を持ち出しての乱撃戦となり10分54秒に、両チーム反則に終わっています。

ジャパン対カルガリー・ハリケーンズのシングルマッチ、仲野信市と高野俊二のシングルマッチ。80年新日本プロレスにて最初のデビューをしている仲野。対する高野俊は196cmという長身と、ジョージ高野の実弟ということもあり、最初から扱いが違い、81年12月8日、蔵前国技館の第3試合で1年先輩に当たる新倉史裕に1分38秒、「人間バズーカ」と言われたドロップキックからのからの体固めで快勝という破格のデビュー。

その後、新日本プロレス所属のまま協栄ボクシングジムとのタイアップにより日本人初のプロボクシング世界ヘビー級王者を目指すべくボクシングへ転向。(デビュー戦での秒殺勝利もこのプロジェクトが加味されていたものと思料)

WBA世界ジュニア・フライ級王者の渡嘉敷勝男とスパーリングを開始するも金平正紀会長による薬物オレンジ事件(金平会長が具志堅用高、渡嘉敷の対戦相手に薬物入りオレンジジュースを提供したとされ、当時の週刊文春にスクープされたが真偽の程は不明)により金平正紀会長がライセンスを剥奪されてしまい、頓挫しました。

高野俊は82年6月の「サマー・ファイト・シリーズ」からプロレスに復帰、兄のジョージは1月にメキシコ遠征に出ており国内不在。前座からやり直しになり、ポジションは通常の扱いに。仲野とは2回対戦し仲野が2勝。

とは言えスター候補生であることには変わりなく、2シリーズ出場の後カナダ遠征へ出発、仲野は81年5月デビューの高田伸彦(延彦)との試合が猪木に高く評価されていましたが、83年1月に新日本を一度退団し佐川急便のセールスドライバーとなりました。84年1月に新日本再入団、3月に再デビューし9月には新日本プロレス興行(ジャパンプロレス)ヘ移籍。

高野俊は選手大量離脱の危機に直面した新日本プロレスから帰国命令が入り、84年10月に凱旋帰国し仲野とはすれ違いとなりました。帰国後はザ・コブラに変身して帰国した兄のジョージとタッグを結成しテレビに登場するなど活躍、仲野に差をつけ、当時の2人のポジションの差がそのまま勝敗に出て、6分15秒、高野俊が長身を利したジャーマン・スープレックスホールドで完勝。

全日本対ジャパンが2試合組まれ、サムソン冬木と栗栖正伸のシングルマッチは11分41秒に、グレート小鹿&ロッキー羽田組と寺西勇&保永昇男組は13分26秒にいずれもジャパン軍の反則負けとなりました。ハリケーンズの参戦でジャパンの中堅にも火がついたか?

百田義浩がこの日から負傷欠場、全日本同士の百田光雄と小川良成のシングルマッチは9分28秒、逆さ押さえ込みで光雄がベテランらしさを発揮。第1試合はジャパンの若手同士の対決、笹崎伸司が佐々木健介を6分53秒、逆片エビ固めでギブアップさせました。
5 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを投稿する