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2021年05月04日22:20

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ジャンボ鶴田怪物伝説(744)

86年「スーパー・パワー・シリーズ」は5月16日、千葉公園体育館で開幕。先の「チャンピオン・カーニバル」から長年親しまれたシリーズ名に戻しました。

「スーパー・パワー・シリーズ」初使用は76年11〜12月の年度最終シリーズで、秋の陣「ジャイアント・シリーズ」の後のシリーズでしたが、72年の旗揚げイヤーから使っていた「ジャイアント・シリーズ第2弾」からこちらに変更。

77年は使用なしで、初夏の5〜6月のシリーズ名として定着したのが78年から。82〜84年は8〜9月の晩夏開催。2年ぶりの開催、初夏のシリーズとしては81年以来5年ぶりとなりました。

参加外国人選手は何とシリーズフル参戦は一人もいないという全日本プロレス旗揚げ以来の珍事に。前半戦特別参加化テリー・ゴディ、序盤戦〜最終戦まで特別参加がタイガー・ジェット・シン、ミル・マスカラス、前半戦〜最終戦まで特別参加がハーリー・レイス、後半戦特別参加がアニマル&ホークのザ・ロード・ウォリアーズとマネージャーのポール・エラリング、終盤戦には特別レフェリーとしてパット・オコーナーが来日。

中堅、若手外国人は呼んでおらず、興行の看板となり得る有名どころだけを揃えた印象で、エラリング、オコーナーを除いては6人と決して多くはなく、外国人枠予算が厳しかったことが推測出来ます。

開幕戦5月16日、千葉公園体育館〜5月28日、青森県むつ市体育館まで特別参加のテリー・ゴディは2〜3月の「エキサイティング・ウォーズ」以来2か月ぶりの来日、前回の来日では3月10日、仙台・宮城県スポーツセンターで鶴田のインターナショナル・ヘビー級王座に挑んでフォール負け。今回は長州力の持つPWFヘビー級王座に照準を定めての来日。

5月17日、横須賀市総合体育会館で長州ヘの挑戦が決定しており、大型外国人を苦手とする長州を破り王座を手にすることが出来るか?

5月18日、後楽園ホール〜最終戦、6月12日、日本武道館まで特別参加のタイガー・ジェット・シンもゴディ同様、2〜3月の「エキサイティング・ウォーズ」以来2か月ぶりの来日、前回はこれと言ったテーマもなく、ワンマン・ギャング、国際血盟軍と共闘したに留まりました。今回もベルト挑戦の機会はありません。

国際血盟軍とのタッグで馬場、鶴田、天龍、長州らを苦しめるか、またシンが新日本プロレスにいる時には一介の若手に過ぎなかったカルガリー・ハリケーンズ(高野俊二はシンの全日本プロレス移籍後にデビュー)との対戦も注目です。

シンと同じく5月18日、後楽園ホール〜最終戦6月12日、日本武道館まで特別参加のミル・マスカラスは1〜2月の「ニューイヤー・ウォーズ SUPER BATTLE86」以来3か月ぶりの来日。

前回は期待された1月2日、後楽園ホールでのタイガーマスクとのシングルマッチが凡戦に終わり、1月28日、東京体育館での小林邦昭とのIWA世界ヘビー級王座防衛戦も両者リングアウトでお茶を濁し、印象が薄かったマスカラス。今シリーズはトップどころとのカードが組まれておらず、メイン戦線からは外されています。人気者だけにここで巻き返しをしておきたいところ。マシンとのマスクマン対決が実現か!?
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