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2021年04月20日22:22

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ジャンボ鶴田怪物伝説(730)

86年「チャンピオン・カーニバル」第9戦は4月6日、日曜日の後楽園ホール昼興行(観衆3,400人超満員発表)ノーテレビ大会で、私はこの興行は観戦しに行きました。前々回、4月1日に新社会人となったことを書きましたが、社会人になってから初のプロレス観戦は前4月5日の全日本女子プロレス両国国技館大会(デビル雅美vsライオネス飛鳥のWWWA世界シングル王座戦、長与千種vsダンプ松本のオールパシフィック王座戦)でこの日が社会人2戦目。

メインイベントは全日本プロレスとカルガリー・ハリケーンズの6人タッグ頂上決戦、鶴田&天龍&タイガーマスク組とスーパー・ストロング・マシン&ヒロ斉藤&高野俊二組の一戦が組まれました。

ハリケーンズの試合スタイルは俊二がややテンポが違いますが基本的にはジャパンプロレスと同じく始終リング内を忙しく動き回るハイスパート・レスリングです。

全日本プロレス側の鶴田&天龍&タイガーマスクの3人は1年以上ジャパンプロレスと抗争を続けて来ただけのことはあり、見事にスウィングした好試合となりました。最後は15分33秒、俊二のエルボーアタックをかわした鶴田がジャンボラリアット、バックドロップとつなげて体固めで俊二をフォール。全日本側に凱歌が上がっています。

セミファイナルは新PWFヘビー級王者となった長州力がキラー・カーンとタッグを組んで前日の横浜文化体育館で激闘を繰り広げたスタン・ハンセン&オレイ・アンダーソン組と対戦。ハンセン&オレイ組はこのシリーズで一緒だったから組まれた即席チームではなく、ジョージア地区、ミッドアトランティック地区でNWA世界タッグ王座を獲得した実績のあるタッグチームで、ハンセンのジョージア地区における最高のパートナーはオレイでした。

試合は8分7秒、長州がリキラリアットからの片エビ固めでオレイを見事粉砕しPWFヘビー級、インターナショナル・タッグの二冠王者となってからの初戦を白星で飾りました。

全日本対国際血盟軍、馬場&石川敬士&サムソン冬木組とラッシャー木村&阿修羅・原&鶴見五郎組の6人タッグマッチは13分14秒、両チームリングアウトの引き分け。冬木はかつての所属団体の大先輩3人を相手に大奮闘しフォールを奪われなかっただけでも大したものでした。

テッド・デビアス&ロン・バス組は大熊元司&ロッキー羽田組との対戦。7分2秒、デビアスが羽田をパワースラムからの片エビ固めで降しました。

第1〜第5試合は全て全日本対ジャパンの組み合わせ。渕正信と小林邦昭の一騎討ちという好カードが実現。前85年の大仁田厚の引退、タイガーマスクのヘビー級転向で全日ジュニアの中でチャンスが巡って来た渕は「虎ハンター」小林は食らいつくには格好の相手。この日は勝敗は度外視して椅子を使って小林を痛めつけ11分42秒に反則負け。

全日本、マイティ井上&ハル薗田組vsジャパン、アニマル浜口&保永昇男組は9分15秒に両チームリングアウトのドローとなり、全日本、グレート小鹿とジャパン、永源遙のシングルマッチは7分36秒に急所攻撃により小鹿の反則負け。

百田義浩は仲野信市を8分45秒、回転エビ固めに丸め込み、百田光雄はジャパンプロレスの新人、山本英俊を6分44秒、バックドロップからの片エビ固めで破り、百田兄弟が揃って勝ちました。

ジャパンの山本はデビュー1週間足らずで聖地後楽園のマットを踏みました。前85年9月3日にデビューした全日本の小川良成は全日本の後楽園初試合が今シリーズ開幕戦の3月29日であり(ジャパン自主興行で後楽園ホールで試合はしていたが)、7か月近くかかったことを考えると馬場はジャパンプロレスを優遇していたことが理解出来ます。

この日3月29日、後楽園ホールで最後のレフェリングを務めたミスター林レフェリーの引退セレモニーが開催されています。林レフェリーはこの年8月に旗揚げするジャパン女子プロレスでレフェリーとしてカムバックしますので本人が望んだ引退ではなかったことは明白でした。

4月8日、福山市体育館で行われる予定だった谷津嘉章と原のUNヘビー級王座決定リーグ公式戦は谷津の負傷欠場に伴う棄権により原が不戦勝となっています。実現すれば面白い試合となったことが予想されただけに残念でした。
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