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2021年04月18日02:22

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ジャンボ鶴田怪物伝説(727)

86年「チャンピオン・カーニバル」開幕戦、3月29日後楽園ホール(テレビ生中継、観衆3,400人超満員発表)大会。午後7時からのテレビ生中継とあって試合開始は午後6時より。

メインイベントはAWA世界ヘビー級、PWFヘビー級王者のスタン・ハンセンとインターナショナル・ヘビー級王者の鶴田が互いの保持する全てのシングルベルトを賭けたトリプル・タイトルマッチ。後楽園ホール規模の会場でトリプルタイトル戦が組まれたのは当時では異例でした。

鶴田がジャンピング・ニーパットを決めてハンセンは場外に転落、すると鶴田はエプロンから場外のハンセンにダイビング・ニーパット。鶴田もそのまま場外に下りて両者場外乱闘。

コーナーポストを背にしたハンセンに鶴田が場外でジャンピング・ニーパットの追い打ちを放っていきましたが、ハンセンはこれをかわして鶴田は誤爆、鉄柱に膝を痛打。そこへハンセンが鶴田の身体を抱えての場外でのバックドロップ。しかしこれは不完全で両者後頭部を場外マットに打ち付けてしまいダウン、起き上がりましたが観客席になだれ込んでの乱闘となり8分45秒、両者リングアウトの引き分け。

ハンセンがAWA世界ヘビー級王座(防衛回数は不明)とPWFヘビー級王座初防衛、鶴田はインターナショナル・ヘビー級王座15度目の防衛に成功しました。

テレビ生中継ということもあり、肝心のメインのトリプル・タイトルマッチは10分足らずで終わってしまい、不完全燃焼になってしまいました。この結果、次週4月5日、横浜文化体育館では長州力がハンセンのAWA世界ヘビー級、PWFヘビー級の二冠に挑戦することが決まりました。

セミファイナルは全日本対ジャパン、天龍&タイガーマスク&ハル薗田組と長州&谷津嘉章&小林邦昭組が対戦。タイガーマスクは今シリーズよりヘビー級に転向、保持していたNWAインターナショナル・ジュニア・ヘビー級王座を返上、ヘビー級転向初戦となりますが、ハンセンとのタイトル戦を控え、絶好調の長州が11分35秒、リキラリアットからの体固めで薗田をマットに沈めています。

UNヘビー級王座決定リーグ戦、キラー・カーンとテッド・デビアスの公式戦は7分53秒、Kカーンのクロスチョップがレフェリーに誤爆してKカーンの反則負け。デビアスは白星発進の2点、Kカーンは1敗の0点。

4月11日、長崎国際体育館で長州&谷津組の保持するインターナショナル・タッグ王座挑戦が決まったラッシャー木村&阿修羅・原組の国際血盟軍は馬場&大熊元司組と対戦、5分4秒、原がヒットマン・ラリアットからの片エビ固めでタフな大熊を撃沈させました。

12年半ぶりに日本で試合をするオレイ・アンダーソンはロン・バスとタッグを組んで石川敬士&グレート小鹿組と対戦、2分58秒、ダイビング・ニーアタックからの片エビ固めで小鹿をフォールしています。2分58秒、という試合時間は、テレビ生中継の為に「巻き」で終わらせる為ですが、オレイはハンセン、ザ・ロード・ウォリアーズと違い秒殺試合で観客が納得するタイプではなく、彼のオールドスクールタイプのレスラーは少なくとも10分以上かけて試合運びの上手さをじっくり見たかったです。こういうところに「7時生中継開始」の弊害が出てしまっています。

全日本対ジャパン、マイティ井上&渕正信組vsアニマル浜口&保永昇男組は10分3秒に両チームリングアウトの引き分け。ジャパン勢は、先のシリーズ3月7日、浜北市体育館で鶴田のキチンシンクがモロに入ってしまい、脇腹を負傷、3月13日、日本武道館での対全日7対7全面戦争での馬場戦が実現しなかった寺西勇はまだ欠場中。また、人員過剰からか笹崎伸司はこのシリーズは試合が組まれておらず、「残り番」となっています。

全日本対国際血盟軍、サムソン冬木と鶴見五郎の元国際プロレスの先輩後輩対決は7分2秒、チェーンを持ち出して冬木の首を絞めた鶴見の反則負け。

全日本対ジャパン、ロッキー羽田&百田義浩組と栗栖正伸&仲野信市組は12分2秒、仲野が首固めで義浩を丸め込んでのフォール勝ち。第1試合は全日本同士、百田光雄が小川良成を7分10秒、逆さ押さえ込みで破りました。

82年に現役を引退後、レフェリーとして活躍していたミスター林はこの日を最後にレフェリーを引退、全日本プロレスから離れることが発表されました。全日本はジョー樋口、和田京平に加え、ジャパンのタイガー服部もおり、レフェリー4人は多すぎるということでリストラ対象とされてしまった感はあります。

第2戦の3月30日、馬場の御膝元、新潟県三条市厚生福祉体育館では2月16日、ジャパンの後楽園ホール自主興行でデビューした佐々木健介が全日本の興行でデビュー第2戦を行い、百田光に7分59秒、バックドロップからの片エビ固めでフォール負け。

第3戦、3月31日、新潟・長岡市厚生会館ではUNヘビー級王座決定リーグ戦で天龍とデビアスの優勝候補同士が公式戦で対戦し30分時間切れ引き分け。この日がリーグ戦初戦となる天龍は1点でスタート。デビアスは1勝1時間切れの3点。

また、この日、ジャパンの3人目の生え抜き新人、山本英俊がデビュー、この86年に旗揚げするジャパン女子プロレスのリングアナ、「ヤマモ」こと山本雅俊と名前がよく似ており紛らわしかったですが、全日本の「関所」百田光とのシングルマッチで5分52秒、バックドロップからの片エビ固めで敗れました。
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