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2021年04月08日23:24

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ありがとう!横浜文化体育館(156)

18年の大日本プロレスは、15年の創立20周年記念イヤーから毎年7月の海の日近辺に開催されて来た両国国技館大会を、11月11日の日曜日に開催すると発表。これにより、2度目の横浜文化体育館大会は年末ではなく前倒しされ、9月16日日曜日に「BIG JAPAN DEATH VEGAS」(観衆1,728人発表)として行なわれました。満員マークは付かず、2,000人を切る発表でしたが、これは両国大会の前哨戦的意味合いが強かったからでしょう。

メインイベントはBJW認定デスマッチ・ヘビー級選手権試合、王者、竹田誠志(STYLE-E)にデスマッチBJのアイコンとでも言うべき「デスマッチ・ドラゴン」伊東竜二が挑戦。

王者竹田は前回5月5日の横浜文体大会でアブドーラ・小林を破り6度目の防衛に成功した後は、6月20日、後楽園ホールで木高イサミ(BASARA)、8月19日、名古屋市ダイヤモンドホールで宮本裕向(666)と「ヤンキー二丁拳銃」を連破して防衛記録を8に伸ばしていました。長丁場のハードな闘いを要求されるデスマッチ・ヘビー級王者は常勝チャンピオンというのは難しく、これまでの最多防衛記録が第26代のアブドーラ・小林の7回、2位が第16代の伊東の6回。

竹田は大日本所属の大先輩2人を抜いて同王座最多防衛を更新していました。そんな竹田に待ったをかけたい伊東でしたが、勢いは竹田が上回り、17分39秒、リバースUクラッシュ・改からの体固めで伊東を倒して9度目の防衛に成功。

王者として両国のリングに立つことが決定、挑戦者には高橋匡哉が名乗りを上げました。敗れた伊東は両国では小林とのタッグで久々の大日本プロレス帰還となる葛西純(FREEDOMS)&「黒天使」沼澤邪鬼組の「045邪猿気違’S」との対戦が決定。

セミファイナルはBJW認定世界ストロング・ヘビー級選手権試合、王者、鈴木秀樹に中之上靖文が挑戦。王者鈴木は前回の5月5日、横浜文体大会で前王者関本大介と30分時間切れ引き分けで初防衛を果たした後は6月20日、後楽園ホールで野村卓矢、7月21日、エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)第2競技場で宇藤純久、8月19日、名古屋市ダイヤモンドホールで神谷英慶を破って4度の防衛に成功していました。

鈴木は奥の手の雪崩式ダブルアーム・スープレックスを決めましたが中之上は意地でこれをクリア。しかしグロッキー状態となっている中之上はスタミナ切れ、鈴木は膝立ちの中之上の顔面にキック(いわゆるパントキック)を叩き込んで17分3秒、片エビ固めでフォール勝ちし5度目の防衛。フィニッシュホールドは「蹴り上げ」という珍しいものでした。

防衛に成功した鈴木は王者として両国のリングに上がることとなりました。鈴木はマイクで「関本さん、上がってきて下さい」と関本を呼び込み、両国での挑戦者に関本を指名。また鈴木は登坂栄児社長に、両国のメインをストロング王座戦にするよう要求。

「大日本の一番大きなハコで最後に勝ち名乗りを受けたい」とコメントしました。この後のメインで勝利したデスマッチ王者の竹田が鈴木の発言を聞いて「勘違いしてんじゃねぇぞ、大日本はデスマッチの団体だ!そうはさせない」と両国の試合順を巡ってデスマッチ部門とストロング部門が激しく火花を散らしています。

この日の横浜文体大会は「最侠タッグ・リーグ戦」のシリーズ中に行われており、公式戦が3試合(デスマッチブロック2試合、ストロングブロック1試合)組まれています。

デスマッチブロック公式戦、小林&宇藤組と宮本&イサミ組は11分37秒、小林がダイビング・バカチンガー・エルボードロップでイサミを体固めに降し2勝2敗の4点、ヤンキー二丁拳銃も同じく2勝2敗で4点。

デスマッチブロック公式戦、高橋匡&最上九(K−DOJO)組と植木嵩行&佐久田俊行組は12分47秒、高橋がジャックハマーから佐久田を片エビ固め。高橋&最上組は3勝1敗の6点、植木&佐久田組は1勝3敗の2点。

ストロングブロック公式戦、橋本和樹&青木優也組vs野村&阿部史典(BASARA)組は13分38秒、和樹が怨霊クラッチに野村を丸め込んで2勝2敗の4点、野村&阿部組はこれまで片目が開かず4戦全敗の0点。

関本&橋本大地&神谷組と浜亮太&河上隆一&菊田一美組の6人タッグマッチは11分35秒、関本が菊田の身体をリフトアップしてからジャーマンで投げるデッドリフト式ジャーマン・スープレックスホールドで豪快なフォール勝ち。

忍(666)&吉野達彦&関札皓太組と星野勘九郎&塚本拓海&関根龍一組の6人タッグマッチは10分4秒、吉野が星野をスワントーンボムからの片エビ固めで粉砕。

第1試合の若手対決、森廣祐基&兵頭彰組vs加藤拓歩&石川勇希組のタッグマッチは7分46秒、石川勇が兵頭を逆エビ固めでギブアップさせて加藤&石川勇組に凱歌が上がっています。

横浜文体大会の流れを受けて行われた11月11日、両国国技館大会「両極譚〜RYOGOKUTAN2018〜」は3,880人の観客を動員。2年連続観客動員は下降していましたがこの時は持ち直して増加。4大タイトルマッチが開催されました。

メインイベントを取ったのはデスマッチの方でBJW認定デスマッチ・ヘビー級王者、竹田に高橋匡が挑戦。「両国バリケードOf Death ダブルボード&ダブルバリケード+αデスマッチ」として行われ、19分38秒、高橋がリングに撒かれたソルト(塩)の上ヘのジャックハマーからの片エビ固めで竹田を撃破しベルトを奪回、竹田は10度目の防衛に失敗、二桁防衛には届かず。ただし、竹田の記録は2021年4月8日現在、まだ破られていません。

セミファイナルとなったBJW認定世界ストロング・ヘビー級選手権試合は挑戦者の関本が15分48秒、新兵器のリストクラッチ式ジャーマン・スープレックスホールドで鈴木をフォールしこちらもベルトが移動。

久しぶりの結成となった葛西&沼澤の045邪猿気違’Svs伊東&小林組のタッグデスマッチは15分40秒、小林のダイビング・バカチンガー・エルボードロップが沼澤に決まり片エビ固めで伊東&小林組が勝利を飾りました。

BJW認定ジュニア・ヘビー級選手権試合は第2代王者、和樹が青木を14分11秒、グラウンド三脚巴(変形グラウンド卍固め)で勝ち防衛。

BJWタッグ選手権試合は王者浜&中之上組に植木&佐久田組が挑戦したテーブルクラッシュマッチで行なわれました。タッグ王座は宮本&イサミ組のヤンキー二丁拳銃が王座を返上、18年10月25日、後楽園ホールで行われた王座決定戦で大地&神谷組を破った浜&中之上組が王座獲得。10分55秒、225kgの体重を活かした浜がテーブル上ヘのオオキドプレスによるテーブルクラッシュで植木を破って王座初防衛に成功していますが、もし浜がオオキドプレスを自爆していたらテーブルクラッシュで負けていただけに紙一重の防衛でした。
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