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2020年10月19日22:30

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ありがとう!横浜文化体育館(41)

ユニバーサル・プロレスはMASAみちのく(ザ・グレート・サスケ)、モンキーマジック・ワキタ(スペル・デルフィン)、ブルドッグKT(外道)、クーリーSZ(邪道)等の若手はいましたが、基本的にグラン浜田、浅井嘉浩はメキシコを拠点に活躍しており、シリーズ開催の時だけメキシコからルチャドールを呼んで来れば良かったのでローコスト経営が出来ていました。

しかし、第1回目の横浜文化体育館大会の直後、91年10月26日、メキシコでUWA所属だった浅井がEMLL(現在のCMLL)の役員でブッカーをしていたアントニオ・ペーニャ(後のAAA代表)と会談を持ちEMLLへの移籍を表明。EMLLの契約選手として日本での提携先であるSWSのリングへ参戦することを発表しました。

これはEMLLを介したSWSの間接的な引き抜きで、浅井はペーニャが考案したキャラクターのマスクマン、ウルティモ・ドラゴン(究極龍)に変身、同年12月12日、SWSの東京ドーム大会から参戦が決定しています。

G浜田がもちろんユニバーサルでは格上でしたが、既に41歳のベテランであり、新鮮味には欠けていました。次代のエースであった浅井の離脱はユニバーサルに大きな打撃を与えました。

翌92年の横浜文体大会は3月7日、旗揚げ2周年記念シリーズ「グラン・エストレージャ92」開幕戦(観衆2,300人発表)でした。

このシリーズはユニバーサル最強6人タッグ決定リーグ戦が開催され、メインイベントではG浜田&ドスカラス&ケンドー組とブラソ・デ・オロ&ブラソ・デ・プラタ&エル・ブラソのロス・ブラソスが対戦、16分26秒、プラタが浜田をダイビング・ボディプレスからの体固めで破りブラソスの勝利。G浜田のトリオは個々の実績ではブラソスより上ですが、血の繋がりのあるプレスの連係の前に敗れました。

セミファイナルは「地獄の伝道師達」ロス・ミシオネロス・デ・ラ・ムエルテが分かれての対決、エル・シグノ&ネグロ・ナバーロ&パワースラム・ジョニー(ブラック・パワー)組とエル・テハノ&ドクトル・ワグナーJr &シルバー・キング組の一戦。ワグナーJrとSキングは実の兄弟ですが、テハノとSキングは「ロス・カウボーイズ」としてメキシコではチームを組んで活躍。

22分23秒、シグノがワグナーJrをジャベの一種であるエル・ヌド(結び目固め)でギブアップさせ、シグノ&ナバーロ&Pジョニー組の勝利。

日墨英混成対決、エル・イホ・デル・サント&ブルドッグKT&クーリーSZ組vsライトニング・キッド(1・2・3キッド、シックスパック)&ジェリー・リン(95年8月、みちのくプロレスの「ふく面ワールド・リーグ戦」にマスクマンのゴルゴダ・クロスとして来日、最下位決定戦で愚乱・浪花に敗れて素顔を晒す)&リッキー・ロケット組は19分46秒、KTがロケットをダイビング・ヘッドバットから体固め。

女子プロレス、前田薫(KAORU)と全日本女子プロレス神谷美織(後のCooga)の(昭和)61年組同期対決、16分54秒、前田のムーサルト・プレスからの体固めでカウント3が入りましたが、神谷が「肩が上がっていた」とアピール。再試合となり、3分3秒、ジャガー式スープレックスホールドで前田が神谷に文句ない3カウントを奪って勝利を収めています。

第1試合にスペル・ニーニョなる謎のマスクマンが登場、厳鉄魁(SATO、ディック東郷)に勝っていますが、ニーニョの正体はメキシコにマスクマンのニンジャ・サスケとして修行に出ていたMASAみちのくでした。

MASAみちのくはザ・グレート・サスケとして凱旋帰国しましたが、92年10月にユニバーサルからの退団を表明、退団理由としてはサスケはユニバーサルからギャラを全然もらっておらず、日本では飲食店でアルバイトをして生計を立てていたことを激白。

地元・岩手県盛岡市材木町の実家を本店所在地として東北6県を拠点とした日本初の地域密着型プロレス団体「みちのくプロレス」の旗揚げを発表。新間寿恒代表は「ユニバーサルの東北支部」と主張し協調路線を敷いていくとコメント。11月27日、盛岡市岩手県産業文化センターでみちのくプロレスはプレ旗揚げ戦を行い、93年1月までにG浜田を除いた全日本人選手がみちのくプロレスへ移籍。

93年3月16日、岩手県矢巾町立体育館でみちのくプロレスは正式な旗揚げ興行を開催。

ユニバーサル最後の横浜文体大会は93年4月11日「グラン・エストレージャ93供(観衆1,011人発表)。みちのくプロレス勢も参戦しました。

メインイベントはバトルロイヤルが行われ、サスケが4分45秒、ブファドーラ(ムーサルトアタック)からの体固めでスコルピオJrを破って優勝。

セミファイナルは所属選手の試合が優先され、女子プロレスとなり、KAORU&ソチ浜田組とディアボリカ&アンヘル組が対戦、(ルチャリブレルール)13分26秒、2人同時フォールでディアボリカ&アンヘル組の勝利となりました。

UWA&ユニバーサル認定インターコンチネンタル・タッグ選手権試合、G浜田&EHDサント組にフェリーノ&エル・フィエロ組が挑戦したタイトルマッチは11分39秒、G浜田がバックドロップでフィエロを体固めに破り王座防衛。

ユニバーサル認定スーパー・ウェルター級選手権試合は王者デルフィンにオロ(ブラソ・デ・オロとは別人、故人)が挑戦、10分30秒、デルフィンクラッチでデルフィンがフォール勝ちし王座防衛を果たしました。

6人タッグマッチ、SATO&ケンドー&プラタ(ブラソ・デ・プラタとは別人、前述のオロのパートナー)組vsスコルピオJr&エスパント検港箸錬押檻韻韮咤腺圍蓮ケンドー&プラタ組の勝ち。

この日の前座試合ではTAKAみちのくが獅龍(カズ・ハヤシ)を破り、米河彰大(ヨネ原人、気仙沼二郎)はレオパルド・ネグロ(中島半蔵)を降しています。

ユニバーサルは93年6月4日の後楽園ホール大会を以て解散、以後は「メキシカンプロレスリングFULL」として再スタートを切りましたが、そちらも短期で消滅しました。G浜田もユニバーサル解散後はみちのくプロレスに合流しました。

団体としては3年3か月と短い生命だったユニバーサルでしたか、派生団体としてみちのくプロレス、Uドラゴン主宰の闘龍門、ドラゴンゲート、TAKAみちのく主宰のK−DOJOなどが出来て多くの人材を排出、オカダ・カズチカも闘龍門出身です。

現在の日本プロレス界の団体とそこで活躍している人材を大まかに区分すると(男子)、新日本系、全日本系、UWF系、その他インディーズ系以外に明らかに「ユニバ系」が確実に存在し、成功しているレスラーも多数います。

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