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2020年06月21日22:05

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ジャンボ鶴田怪物伝説(645)

85年「ワールド・チャンピオン・カーニバル」第4戦、10月7日、江南市民体育会館(観衆2,400人発表)大会。

メインイベントは馬場&ドリー・ファンク・ジュニア&タイガーマスク組とテリー・ゴディ&ビル・ロビンソン&アート・クルーズ組。二代目虎戦士が日米の師匠とトリオを組んでヘビー級外国人チームと激突です。

試合は12分57秒、ドリーがクルーズをテキサス・クローバーホールドでギブアップさせて馬場&ドリー&タイガーマスク組の勝利に終わっています。

セミファイナルは全日本対ジャパン、軍団抗争頂上対決、鶴田&天龍&石川敬士組と長州力&谷津嘉章&アニマル浜口組と対戦。

事件はここで起きましたしました。鶴田が浜口にジャンピング・ニーパットからブレーンバスター。鶴田のブレーンバスターが急角度だったのと浜口の受身のタイミングにズレが生じ、浜口はダウン。失神して起き上がれず、危険と看做したレフェリーが試合を止めて12分53秒、鶴田が浜口にKO勝ち。

浜口は脳震盪を起こし担がれて退場、頚椎を損傷してしまいました。1週間後の10月14日、熊本市体育館で寺西勇と組んで、全日本プロレス選抜チーム、石川&渕正信組の挑戦を受け、アジア・タッグ王座の初防衛戦を行う予定でしたが出場は絶望的となりました。

ちなみに浜口の試合での失神は80年3月31日、国際プロレスの後楽園ホールでマイティ井上とのタッグで新日本プロレスの木村健吾&永源遙組の挑戦を受けてIWA世界タッグ王座の防衛戦を行った時、場外で木村健のプランチャを食らって後頭部をフロアに打ち付けて以来5年半ぶりのアクシデントでした。

セミ前に組まれたのは、ジャパン対国際血盟軍、キラー・カーン&栗栖正伸組とラッシャー木村&阿修羅・原の一戦。9分29秒、原がヒットマン・ラリアットからの体固めで栗栖をフォールしR木村&原組の勝利。国際血盟軍にとっては頼もしい原の加入でした。

ミル・マスカラスはM井上とシングルマッチ行い、7分37秒、ダイビング・ボディアタックからの片エビ固めでマスカラスの完勝。両者はこれより4年前、81年10月9日、蔵前国技館でマスカラスの保持するIWA世界ヘビー級王座に全日本プロレスに入団したばかりのM井上が挑戦した試合が思い起こされます。(9分19秒、ダイビング・ボディアタックからの片エビ固めでマスカラスの勝利、王座防衛)

ジャパン対国際血盟軍、小林邦昭&寺西勇組vs鶴見五郎&高杉正彦組は9分14秒、寺西が高杉をバックドロップからの体固め。全日本対ジャパン、グレート小鹿&大熊元司組の極道コンビと永源遙&仲野信市組の一戦は11分42秒、ベテラン小鹿が若い仲野を逆エビ固めでギブアップさせています。

全日本対国際血盟軍、ロッキー羽田と剛竜馬のシングルマッチは8分35秒、レフェリーに暴行を働いた羽田の反則負け。全日本対ジャパン、百田光雄と保永昇男のシングルマッチは9分51秒、首固めで保永の勝ち。

全日本対国際血盟軍、川田利明vsアポロ菅原のシングルマッチは9分37秒、菅原が国際プロレス伝統の技と言っていいブロックバスター(サモアン・スープレックス)から片エビ固めで若い川田を破り、第1試合の全日本対ジャパン、百田義浩と笹崎伸司の一戦は10分15秒、義浩が笹崎を回転エビ固めに丸め込んでベテランらしい勝ち星をあげています。
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