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2020年06月17日22:41

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ジャンボ鶴田怪物伝説(641)

日本テレビ「全日本プロレス中継」ゴールデンタイム移行記念85年「ワールド・チャンピオン・カーニバル」は10月4日、後楽園ホール(テレビ収録、観衆2,800人満員発表)で開幕。

春の祭典として馴染み深い名称であったチャンピオン・カーニバルに「ワールド」を冠し秋に開催、世界の強豪を多数招聘してみせました。

シリーズ全戦参加がテリー・ゴディ、アート・クルーズの2選手、後は全部特別参加となり、日程も細分化されており単に前後半と括り辛い部分もあります。

NWA世界ヘビー級王者、リック・フレアー(10月19日〜23日)、AWA世界ヘビー級王者、リック・マーテル(10月19日〜23日)、ドリー・ファンク・ジュニア(10月4日〜25日)&テリー・ファンク(10月19日〜25日)のザ・ファンクス、アニマル&ホークのザ・ロード・ウォリアーズとマネージャーのポール・エラリング(10月19日〜31日)、ミル・マスカラス(10月4日〜25日)、ビル・ロビンソン(10月4日〜24日)、チャボ・ゲレロ(10月11日〜31日)と新旧の全日本プロレスを支えてきたスーパースター達が集結しています。

10月19日には、後楽園ホールでゴールデンタイム移行第1弾のテレビ生中継が行われ、全日本プロレスの旗揚げ記念日となる10月21日には両国国技館で、馬場が8月28日、赤坂プリンスホテルでの記者会見で発表した世界プロレス史上初のNWA世界ヘビー級王者フレアーvsAWA世界ヘビー級王者マーテルのダブル・タイトルマッチが実現することとなりました。

参加外国人選手のプロフィールです。シリーズフル参戦の「人間魚雷」テリー・ゴディは5〜6月の「激震!サンダー・ウォーズ」以来4か月ぶりの来日。前回の来日では6月4日、大阪城ホールで鶴田のインターナショナル・ヘビー級王座に挑戦、惜しくもリングアウト負けを喫していますが、24歳の若さで伸びしろは十分にあり、シリーズを通して実力を如何なく発揮しそうです。今回はベルト挑戦はありませんが、鶴田には何とか借りを返しておきたいところです。

初来日のアート・クルーズは59年カンザス出身の26歳の新鋭。ハーリー・レイスのホームであるミズーリ、カンザスのセントラル・ステーツ地区でパット・オコーナー、ロニー・エチソンのコーチを受けてデビュー。キャリア6年の若手のホープでレイスの推薦で来日。クルーカットで若き日のダスティ・ローデスを思わせる風貌。大物達に囲まれて存在感を発揮出来るか、周りに圧倒されて萎縮してしまうか?

10月19日、後楽園ホール〜23日、水戸市民体育館に特別参加のNWA世界ヘビー級王者リック・フレアーは4月の「激烈!スーパー・パワー・ウォーズ」以来半年ぶりの来日、前回は4月23日、相模原市立総合体育館で世界初挑戦となる長州力、24日、横浜文化体育館で鶴田の連続挑戦を受けて、いずれも両者リングアウトで逃げ切りました。

今回はタイトルマッチはマーテルとのダブル・タイトルマッチ1試合のみ。「世界最高峰」と言われたNWA世界王者のフレアーから見ればAWAは北米の一部で興行活動をしているローカルテリトリーに過ぎず、また、年齢、キャリア共に下のマーテルに負けてベルトを渡す訳にはいきません。勝敗は元より、内容でも比較されるのは必至です。

同じく10月19日、後楽園ホール〜23日、水戸市民体育館まで特別参加のAWA世界ヘビー級王者、リック・マーテルは前84年10月の「ジャイアント・シリーズ」以来1年ぶりの来日。

前回は84年10月11日、大阪府立体育会館で前王者である鶴田の挑戦を受け、リングアウト負けながら辛うじてベルトを死守。不甲斐なさを露呈しています。今回はマーテルもタイトルマッチはフレアーとのダブル・タイトルマッチ1回のみ。年齢は49年生まれのフレアーが36歳、56年生まれのマーテルが29歳とマーテルが7歳若く、若さと体力でフレアーを圧倒し、一気にNWAのベルトまで奪ってしまうことが出来るか!?

その他の参加外国人選手プロフィールは次回紹介致します。
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