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2020年06月10日00:02

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ジャンボ鶴田怪物伝説(633)

85年8月31日の両国国技館大会で、天龍と組んでPWF世界タッグ王者チームのスタン・ハンセン&テッド・デビアス組に手術をしたばかりの右肘を攻撃され、レフェリーストップ負けを喫し、欠場が危ぶまれた鶴田でしたが、翌9月1日の「決戦!ダイナマイト・ウォーズ」第9戦、千葉・旭市サンモール屋上駐車場特設リング(観衆2,800人発表)には出場、ファン、関係者を安堵させています。

鶴田はセミ前に出場、石川敬士と組んでマーティ・ジャネッティ&ティム・ホーナー組と対戦、6分13秒、バックドロップからの体固めでホーナーからフォール勝ちを収めています。

この日のメインイベントは長州力&谷津嘉章&アニマル浜口組とタイガー・ジェット・シン&ラッシャー木村&キラー・ブルックス組の対戦。国際プロレス時代の宿敵であるR木村とブルックスが2〜3月の「激闘!エキサイティング・ウォーズ」以来半年ぶりにタッグを組みました。試合は10分13秒、谷津とブルックスが両者リングアウトとなっています。

セミファイナルではその去就が注目されていたザ・グレート・カブキがキラー・トーア・カマタとタッグを結成し、天龍&大熊元司組と対戦。全日本本隊に反旗を翻したカブキはヒールターンし、外国人側と共闘していくことになりました。試合は6分47秒、カブキが大熊をトラースキックからの体固めでフォールし、カブキ&カマタ組が勝利を飾りました。

全日本対ジャパン、馬場&グレート小鹿&ハル薗田組vsキラー・カーン&寺西勇&栗栖正伸組は10分34秒に両チームリングアウトの引き分け。全日本は御大・馬場が入っている以上、勝てる試合でしたが…。

同じく全日本対ジャパン、新NWAインターナショナル・ジュニア・ヘビー級王者となったタイガーマスクが欠場中に付添兼スパーリング・パートナーを務めていた川田利明と組んで前王者の小林邦昭&保永昇男組と対戦、9分54秒、小林が川田をフィッシャーマン・スープレックスホールド(網打ち式原爆固め)で降し、ジャパン軍団に凱歌が上がりました。

ヒットマン、阿修羅・原はジャパンの仲野信市とシングルマッチで対戦、3分51秒、ヒットマン・ラリアットから体固めで勝利し、この日は秒殺(5分、300秒以内)に成功。

マイティ井上とミグエル・ペレス・ジュニアのシングルマッチは5分27秒、M井上がサマーソルト・ドロップからの体固めで若いペレスを寄せ付けず。   

全日本対国際血盟軍、ロッキー羽田&ターザン後藤組vs鶴見五郎&高杉正彦組の一戦は12分12秒、鶴見がT後藤をバックドロップからの体固めで破っています。

第1、2試合は前日の両国国技館大会同様、百田義浩&百田光雄の百田兄弟がジャパン軍団とそれぞれシングル対決。第2試合は兄の義浩が新倉史裕に11分24秒、首固めで敗れ、第1試合は弟の光雄が笹崎伸司に7分44秒、バックドロップからの体固めで勝っています。前日とは逆のパターンで百田兄弟は星を分けました。

新日本プロレスに比べると陣容は豊富でしたが、ハンセン&デビアス組、ドリー・ファンク・ジュニア&テリー・ファンク組のザ・ファンクスが一度に帰国してしまうとやはり一抹の寂しさを感じずにはいられませんでした。
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