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2020年06月04日00:45

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ジャンボ鶴田怪物伝説(627)

85年「決戦!ダイナマイト・ウォーズ」開幕戦、8月23日、後楽園ホール(テレビ収録、観衆3,400人超満員発表)大会。この日はジャパンプロレスへの売り興行。私はこの興行は観に行きました。

当日はダブルメインイベントとして行われ、ダブルメインイベント第2試合はテリー・ファンクとスタン・ハンセンの遺恨試合。テリーの復帰後はこれが初対戦となりました。

試合はテリーがハンセンをドリルアホール・パイルドライバーに抱え上げましたがハンセンがこれをリバース・スープレックスで返してテリーは場外転落。ハンセンもこれを追って場外へ。コーナーポストにかけてあったブルロープを持ち出したハンセンはテリーの首を絞め上げた状態でリング内へ。

そこへハンセンのパートナーであるテッド・デビアスが乱入し2人がかりでテリーを攻撃、9分58秒、テリーの反則勝ちが宣せられています。

ダブルメインイベント第1試合は2か月半ぶりの一騎討ちとなる長州力とタイガー・ジェット・シンのシングルマッチ。前回6月5日の愛知県体育館での4年ぶりの対戦は僅か5分49秒でノーコンテストに終わっており、長州としては完全決着といきたいところ。

長州はシンをコーナーに詰めてストンピングの嵐、劣勢になったシンでしたが、セコンドにいたキラー・ブルックスに合図をするとブルックスが何かをシンに手渡し。シンに渡されたのはパウダーで、長州が顔を近づけて来たのを見計らって、顔面めがけてパウダー攻撃。目を押さえてダウンする長州。

6分59秒、長州の反則勝ちとなりました。長州は試合を優勢に進めながらもシンに逃げられてしまいました。

セミ前に組まれたのは馬場&ドリー・ファンク・ジュニア&天龍組の日米師弟トリオがブルックス&マーティ・ジャネッティ&ティム・ホーナー組と対戦。10分23秒、ドリーがホーナーを後方回転エビ固めで破り馬場&ドリー&天龍組の勝利。

デビアスは開幕戦で、ジャパンのベテラン、寺西勇とシングルマッチで対戦。僅か1分33秒にパワースラムからの体固めでワンサイドの勝利を飾りました。

全日本対ジャパン軍団抗争、石川敬士&大熊元司&ハル薗田組vsキラー・カーン&谷津嘉章&アニマル浜口組は11分2秒、谷津がワンダー・スープレックス(フロント・スープレックス)から薗田を片エビ固めで破りジャパン軍に凱歌が上がっています。

「ヒットマン」阿修羅・原はこの日は栗栖正伸とのシングルマッチ、2分19秒、ヒットマン・ラリアットからの体固めで秒殺勝利。

全日本対国際血盟軍、マイティ井上&グレート小鹿組とラッシャー木村&鶴見五郎組は8分38秒、チェーンを持ち出した国際血盟軍の反則負けとなっています。

全日本対ジャパン、渕正伸&百田義浩組vs小林邦昭&保永昇男組の一戦は11分22秒、小林が義浩をフィッシャーマン・スープレックスホールド(網打ち式原爆固め)で降しジャパン軍の勝ち。ロッキー羽田とミグエル・ペレス・ジュニアのシングルマッチは4分43秒、ペレスがネックブリーカードロップからの体固めで羽田を一蹴しました。

全日本対ジャパン、百田光雄&ターザン後藤組と新倉史裕&仲野信市組は9分56秒、T後藤が新倉をダイビング・ボディプレスからの片エビ固め。第1試合のジャパン対国際血盟軍、笹崎伸司と高杉正彦のシングルマッチは6分49秒、逆片エビ固めで高杉がギブアップ勝ちを収めました。

前にも書いていますがこの日、前日にジャパンプロレス入団を発表した馳浩がオリンピックユニホームである日の丸の刺繍の入った赤のブレザー、白のズボンでリングに立ち、超満員の観客に入団の挨拶を行っています。
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