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2020年06月01日20:52

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ジャンボ鶴田怪物伝説(625)

85年「決戦!ダイナマイト・ウォーズ」参加外国人選手プロフィールです。前半戦(8月23日後楽園ホール〜31日両国国技館)特別参加のPWFヘビー級、PWF世界タッグ王者、スタン・ハンセンは先の「熱風!サマー・アクション・ウォーズ」以来約1か月ぶり2シリーズ連続参戦。

7月30日、福岡スポーツセンターで馬場を13分50秒、エプロン越しのバックドロップからの体固めで破り、第10代PWFヘビー級王者となり、また、ブルーザー・ブロディとのコンビで保持していたPWF世界タッグ王座もPWF本部の裁定で、テッド・デビアスとのチームで第2代王者に認定され、馬場も成し得なかったPWF二冠王に。

今シリーズはPWFヘビー級王座の防衛戦はありませんが、8月31日、両国国技館でデビアスと組んでインターナショナル・タッグ王者チームである鶴田&天龍組の挑戦を受けることになりました。(インターナショナル・タッグのベルトは賭けられず)

前半戦(8月23日後楽園ホール〜31日両国国技館)特別参加のドリー・ファンク・ジュニア&テリー・ファンク組のザ・ファンクスは前84年11〜12月の「世界最強タッグ決定リーグ戦」以来8か月ぶりの来日。

前回はテリーが83年8月31日、蔵前国技館での引退試合(&ドリー組vsハンセン&テリー・ゴディ組)以来1年3か月ぶりに現役復帰を果たしたことで賛否両論を巻き起こし、結果的にはファンクスはテリー引退前のような人気は得られず。それでもテリーは引退の原因となった膝の負傷が回復、ブランクを感じさせない試合ぶりを見せ、ファンクスはハーリー・レイス&ニック・ボックウィンクル組と並ぶ9点の第3位に終わりました。

今回は8月31日、両国国技館でジャパンプロレスの最強タッグチーム、長州力&谷津嘉章組との初対決が決定、じっくりとした受けのレスリングをモットーとするドリー、激情型のテリーがジャパン軍のハイスパート・レスリングがどのような化学反応を起こすか、注目です。

PWF世界タッグ王者デビアスは4月の「激烈!スーパー・パワー・ウォーズ」以来4か月ぶりの来日、前回の来日では、後半戦特別参加、ロン・バスに代わりハンセンと何度かタッグを結成。4月19日、神戸ワールド記念ホールでは鶴田&天龍組と両チームリングアウト。4月21日、大宮スケートセンターでは馬場&鶴田組に敗れましたが、他は全勝。

ブロディほどのパワーはありませんが、個々が強烈だった超獣コンビに比べ、デビアスがゲームメーカーとして試合を作り、ハンセンが仕留める、という流れが出来ており、誤爆や反則暴走も少なく、タッグチームとしては安定したチームと言えました。

後半戦(9月6日一関市体育文化会館〜19日後楽園ホール)特別参加のハーリー・レイスは先の「熱風!サマー・アクション・ウォーズ」後半戦特別参加以来1か月ぶり2シリーズ連続参戦。

85年に入ってからこれが3度目の来日となりましたが、ジャパン軍が占拠した感のある全日本プロレスのリングではメインカードから外れ、タイトル挑戦の機会もありませんでした。

「ミスター・プロレス」のレイスが面白い訳はありません。今回は最終戦の9月19日、後楽園ホールで鶴田のインターナショナル・ヘビー級王座に初挑戦。

これまで鶴田とレイスはUNヘビー級王座をめぐる一連の激闘で4戦して1勝1敗2分と完全に互角。特に初戦となった82年8月1日、後楽園ホールではレイスがニークラッシャーにいくと見せかけてそのまま後方に投げるバックドロップで鶴田はレイスにフォール負けを喫し、UNベルトを奪われています。(同年10月24日、北海道立北見体育センターで鶴田が奪回に成功)

この時も82年「サマー・アクション・シリーズ」最終戦、今回も最終戦、同じシチュエーションです。レイスが引き出しの多さを見せて栄光のインターナショナル王座を獲得出来るか?こちらも見逃せない大一番となっています。
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