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2020年04月08日21:55

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ジャンボ鶴田怪物伝説(571)

85年「激烈!スーパー・パワー・ウォーズ」第12戦、佐賀・鳥栖市民体育館(テレビ収録、観衆2,400人発表)大会。

メインイベントは天龍の保持するUNヘビー級王座にジャパンプロレスのキラー・カーンが挑戦。全日本対ジャパンの軍団抗争で、タイトルが賭けられるのは2月3日、北海道立北見体育センターでの石川敬士&渕正伸組vsアニマル浜口&寺西勇組のアジア・タッグ王座決定戦以来で、両団体の主力がタイトル戦で激突するのはこれが初。

天龍は前84年10月22日、長崎国際体育館でマイケル・ヘイズを降し7度目の防衛に成功して以来、約半年ぶり、6か月の防衛期限切れギリギリでタイトルマッチが組まれました。

挑戦者のKカーンは天龍が2、3回目のアメリカ修行でくすぶっていた頃、ジョージア、フロリダでは既にトップヒールとしての地位を確保、80年暮れにWWF入りしてからはアンドレ・ザ・ジャイアントの足を骨折させたとして全米の憎悪を買い、復帰後のアンドレとの抗争はWWFのドル箱カードとなり、天龍より遥かに稼いでいました。

新日本プロレス、ジャパンプロレスでは軍団抗争の一員でしたが、元来がシングルプレーヤーであり、身体のサイズが他のメンバーとは異なり大きく、チョコマカしたジャパン軍の動きには不向きであり、また、しっかり技を受けるので、対ベビーフェイスの外国人や、全日本プロレス勢との試合の方が水に合っていたと思います。

試合は場外乱闘から、先にリングにカムバックした天龍が、遅れてリングに入って来たKカーンにエプロン越しにロープに飛んでのジャンピング・ニーアタック、ラリアット。Kカーンは2度に亘り場外へ再び転落。

怒ったKカーンはエプロンに上がると近づいてきた天龍の首を絞め上げる反則、静止に入ったレフェリーに暴行を加え、17分37秒、Kカーンの反則負け。天龍が悔しい8度目のタイトル防衛に成功しています。

セミファイナルは長州力&谷津嘉章組とスタン・ハンセン&ロン・バス組の「テキサス・ロングライダーズ」との一戦、鶴田&天龍組がインターナショナル・タッグ王座防衛戦で1本勝ち出来なかったハンセン&バス組だけに長州&谷津組は結果を出したいところでしたが10分11秒、両チームリングアウトで6人タッグも含めてハンセン&バスから勝ちが収められません。

馬場&鶴田組はセミ前に出場、前回も書きましたが、全日本プロレスのトップ2がセミ前にしかも日本テレビ収録のテレビマッチで試合をするのはジャパンにマッチメーク面で譲歩しているからで、新日本プロレスで猪木、坂口がセミ前に出るということは普通に考えてあり得ず、この時期は異例と言えました。

馬場&鶴田組はラッシャー木村&鶴見五郎組の国際血盟軍と対戦、6分24秒、馬場が16文キックからの体固めで鶴見をフォールしています。

ディック・スレーター&テッド・デビアス組は浜口&栗栖正伸組と対戦、11分35秒、スレーターが栗栖をブレーンバスターからの体固め。こちらは後の試合とのカードを入れ換えて、馬場&鶴田組vsスレーター&デビアス組、浜口&栗栖組vsR木村&鶴見組、とすべきでした。こうして見ると大所帯になって人材を活かしきれていないのがハッキリわかります。

全日本対ジャパン、タイガーマスク&マイティ井上組vs保永昇男&仲野信市組は11分25秒、タイガーマスクが仲野をジャーマン・スープレックスホールドで破り、石川敬士はボブ・ブラウンを8分43秒、回転エビ固めで降しています。

全日本対ジャパン、川田利明と小林邦昭のシングルマッチは7分25秒、小林が得意のフィッシャーマン・スープレックスホールド(網打ち式原爆固め)で貫禄勝ち。

全日本対国際血盟軍、グレート小鹿&大熊元司組vs剛竜馬&アポロ菅原組は11分30秒、大熊が菅原をジャンピング・ヘッドバットからの体固めで破り極道コンビの底力を見せつけました。全日本同士の佐藤昭雄&ロッキー羽田組とマジック・ドラゴン&ターザン後藤組は12分21秒、佐藤がT後藤をソバットからの体固めでフォール。

第1試合の全日本対ジャパン、百田義浩&百田光雄組の百田兄弟と新倉史裕&笹崎伸司組の一戦は7分16秒に光雄が笹崎をドリルアホール・パイルドライバーからの体固めで破り、百田兄弟がキャリアと実の兄弟であるチームワークの差で勝っています。

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