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2020年02月28日23:22

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週プロ流智美あの日あの時予想2019年総括(50)

第116戦 12月25日発売号○74歳の鉄人ルー・テーズ最後の試合、蝶野正洋に敗れる。(90年12月26日新日本プロレス浜松アリーナ)【参考】2013年12月25日発売号は猪木、ダラスで未来日のスティーブ・ウイリアムスと初対決。(85年テキサス州ダラス・リユニオンアリーナ)

年の最後でようやく白星。流石に12月25日というのは出来事や話題に乏しく、流さんの「テーズ好き」を勘案して自ら「日付変更」を初めてやって当たりました。

新日本プロレスでは90年9月30日、横浜アリーナでの猪木デビュー30周年記念大会で猪木とゆかりのあるレジェンド達による「グレーテスト18クラブ」を発足させました。(ゆかりのないレジェンドもいましたが…)

メンバーはモハメド・アリ、猪木、坂口、ストロング小林、ヒロ・マツダ、テーズ、カール・ゴッチ、バーン・ガニア、ボブ・バックランド、ハルク・ホーガン、アンドレ・ザ・ジャイアント、スタン・ハンセン、タイガー・ジェット・シン、ニック・ボックウィンクル、ビル・ロビンソン、ジョニー・パワーズ、ウィリエム・ルスカ、ジョニー・バレンタインの18人。

年末12月26日、浜松アリーナでのワンナイト興行「キングオブ・キングスIN浜松アリーナ」ではグレーテスト18クラブマッチとして1916年生まれで74歳となる鉄人ルー・テーズが試合に出場、89年に新日本プロレスからの依頼でSTFを指導した弟子である蝶野正洋とのシングルマッチに出場。

生成り色のタンクトップにスパッツで登場したテーズはグラウンドでは往年の動きを見せましたが、無理していいところを見せようとしたか、蝶野をカナディアン・バックブリーカーに担ぎ上げました。しかし、下半身が耐え切れなかったか、リフトアップ出来ずコーナーで腰砕けに。

これはまずいと思ったか蝶野がテーズをリング中央ヘ持って来てSTFを決め、5分10秒、蝶野がギブアップ勝ちを収めました。こちらがテーズの生涯最後の試合となった訳です。

ちなみにこの日の他のグレーテスト18クラブのメンバーの試合はヒロ・マツダが木戸修に6分5秒、逆さ押さえ込みで敗れ、タイガー・ジェット・シンは武藤敬司に8分9秒、反則負け。

ニック・ボックウィンクルは猪木と日本プロレス時代以来20年ぶりの対戦が発表されましたが、イラクの平和の祭典から戻り、持病の痛風が悪化したのと、87年に引退しているニックとの対戦を猪木が好まなかったのが重なり猪木は欠場、AWAで旧知の中のマサ齋藤がニックの対戦相手を務め、11分15秒、バックドロップからの体固めでM齋藤が勝利を飾りました。猪木vsニックは本当に見たかったです。

その後、10年12月には「放浪の殺し屋」ジプシー・ジョーが77歳でSMASHのリングで試合をしてTAJIRIに丸め込みで敗れた他、41年2月生まれ79歳のドリー・ファンク・ジュニアは時折試合をしていますし、42年7月生まれのミル・マスカラスも19年2月には両国国技館での馬場没後20年興行で実弟のドスカラスと組んで試合をしています。

日本人選手では42年4月28日生まれのグレート小鹿が現役最年長レスラーとして活躍中です。プロレス界も長寿社会になったものです。

※対戦成績は116戦24勝92敗。

開始した2017年が4か月で5勝、2018年が11勝したのに比べ、2019年は8勝しか出来ず、厳しい闘いが続いておりますが、単に予想だけではなく、プロレス界のレガシーを伝えるべく、2020年も毎週予想していきますのでどうぞお楽しみに!
           (完)

週プロ流智美あの日あの時予想2019年総括は今回で終了させて頂きます。次回から「ジャンボ鶴田怪物伝説」85年編をスタートさせて頂きます。長州力率いるジャパンプロレス軍団襲来で全日本プロレスのリングは戦国時代に突入。ご期待下さい。
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