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2020年02月13日21:51

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週プロ流智美あの日あの時予想2019年総括(35)

第101戦 9月4日発売号【予想】マスクド・グラップラー、試合前に自らマスクを脱いでカウボーイ・ボブ・エリスの正体を明かす。ラッシャー木村&寺西勇組vsカウボーイ・ボブ・エリス&ザ・キラー。(77年国際プロレス後楽園ホール)【正解】馬場、ハーリー・レイス破り3度目のNWA世界ヘビー級王座戴冠。(80年全日本プロレス佐賀スポーツセンター)【参考】2013年9月4日発売号はUNヘビー級選手権試合、鶴田vsジプシー・ジョー。(81年全日本プロレス大阪府立体育会館)

【解説】マスクマンとして来日し、試合前に自らマスクを脱いで正体を明かす行為と言えば、83年11月3日、新日本プロレス蔵前国技館でのNWA世界ジュニア・ヘビー級王座決定戦のザ・コブラ戦におけるザ・バンピートがデービーボーイ・スミスであることを明かしたのが有名ですが、6年前にも国際プロレスのリングで起きています。

と言ってもこれが初めてではなく力道山時代の日本プロレス61年11月にキング・オブ・マスク(ロニー・エチソン)とミスター・フー(ロッキー・ハミルトン)の赤覆面コンビが試合前にリングサイドに姿を現したゼブラ・キッド(ジョージ・ボラス)に挑発されて自らマスクを脱いだこともあり、また、リング上ではないですが80年全日本プロレス「サマー・アクション・シリーズ2」にマスクド・アウトローズ1&2号として来日しながら、開幕前日のPWF杯争奪タッグトーナメント参戦記者でマスクを脱いだクルト・フォン・ヘス&カール・フォン・スタイガー組もおります。

この日は国際プロレス秋の陣「スーパー・ファイト・シリーズ」開幕戦。夏にサンフランシスコに突如として現れた流血怪人アレックス・スミルノフ初参戦(74年2月、全日本プロレスにマイク・デュボアとして1度だけ来日)のシリーズでしたが、二番手にランクされていたのが、「覆面騎士」マスクド・グラップラー。グラップラーはメインイベントでザ・キラー(ベンジー・ラミレス)と組んでラッシャー木村&寺西勇組と対戦。

試合前に自らマスクを脱いで、カウボーイ・ボブ・エリスの正体を明かしています。エリスは力道山存命中の63年3月の「第5回ワールド・リーグ戦」と力道山死後の71年9月の「第2回NWAタッグ・リーグ戦」に2回日本プロレスに来日しており、R木村も得意とするブルドッキング・ヘッドロックの元祖としても知られています。

試合は10分20秒、エリスが寺西をブレーンクローで破りエリス&キラー組の勝利。セミファイナルではスミルノフがアニマル浜口を僅か5分55秒で大流血させた上、踏みつけ式の体固めで撃破。こちらも強力なインパクトを残しましたが、エリスのキャリアを評価した吉原社長はR木村のIWA世界ヘビー級王座の挑戦者にスミルノフでなくエリスを選びました。

R木村vsエリスのIWA世界ヘビー級選手権試合は9月29日、川崎市体育館で行なわれ、11分44秒、R木村がエリスのお株を奪うブルドッキング・ヘッドロックを見せ、ドリルアホール・パイルドライバーからの体固めで王座防衛を果たしています。

19年も数多くの名レスラーがこの世を去って居ますが、元NWA世界ヘビー級王者、「ミスター・プロレス」ハーリー・レイスも肺癌の為、8月1日に76歳で亡くなっています。

レイスは73年5月24日、カンザス州カンザスシティ・メモリアルホールでドリー・ファンク・ジュニアを破りNWA世界ヘビー級王座を初戴冠。この時は同年7月20日、テキサス州ヒューストン・サム・ヒューストン・コロシアムでジャック・ブリスコに敗れ57日間の短命王者に終わっていますが、77年2月6日、カナダ・トロント・メープルリーフ・ガーデンでテリー・ファンクを降し王座返り咲きを果たしてからは、長期安定政権となりました。

とは言え、政策的な「ベルトのキャッチボール」はあり、79年8月21日、フロリダ州タンパでダスティ・ローデスに王座を明け渡した後、5日後の8月26日、フロリダ州オーランドで奪回。日本でも同年10月31日、愛知県体育館で馬場に敗れ転落も11月7日、尼崎市体育館で王座奪回。

レイスは80年には5月の「スーパー・パワー・シリーズ」に来日し5月27日、秋田市立体育館でタイガー戸口を2−1で破り、翌28日、札幌中島体育センターで鶴田と1−1から60分時間切れ引き分けで防衛。この年2度目の参戦となりました。

タイトル戦第1戦は9月1日、鹿屋市体育館で鶴田と対戦し15分35秒に両者リングアウト。いよいよ満を持して馬場が登場、9月4日、佐賀スポーツセンターでレイスに挑戦。14分5秒、ランニング・ネックブリーカードロップからの体固めで馬場がレイスを沈め、3度目の王座戴冠を果たしました。

馬場は9月10日、大津市皇子が丘体育館でレイスのリターンマッチを受け、11分58秒、トップロープに登ったところをレイスがロープを揺らし、バランスを崩した馬場はコーナーポストに急所を打ち付けて悶絶しダウン。そのままレイスが押さえ込んでの体固めでベルト奪回。過去2回の戴冠では初防衛まで成功した馬場でしたが今回は防衛回数は0。

5度目の戴冠となったレイスは9月12日、一宮市産業体育館でミル・マスカラスの挑戦を受け14分45秒、両者リングアウトで初防衛に成功し帰国しました。

私の当初予想はレイスvs馬場でしたが、この前の週の8月28日発売号で「ハーリー・レイス追悼特集」が中カラーを使って大々的に行なわれ、いろんなライターがレイス追悼の記事を寄せており、プライドの高い流さんが週プロ追悼特集の翌号で敢えて書かないだろうと深読みして失敗しました。素直に差し替えずに予定通りやっておけば良かったと反省させられた次第です。

対戦成績は101戦21勝80敗。
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