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2019年10月22日22:22

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猪木とビンス(564)最終章

国際プロレス79年「ビッグ・サマー・シリーズ」7月19日、北海道・木古内町公民館から初来日のダイナマイト・キッドが参戦。58年12月5日生まれのキッドはこの時弱冠20歳。

後年のパンプアップされた身体とは全然違いますが細い身体ながら動きの良さと度胸は一級品。第1戦では寺西勇と対戦し30分時間切れ引き分けとなりました。

メインイベントはマイティ井上vsアンドレ・ザ・ジャイアントのシングルマッチ。リングを降りれば親友として知られる両者ですが、試合はアンドレが無類の強さを発揮し5分4秒、カナディアン・バックブリーカーでギブアップ勝ちを収めました。

セミファイナルではラッシャー木村と阿修羅・原がタッグを結成しヘイスタック・カルホーン&オックス・ベーカー組と対戦し10分47秒に両チームリングアウト。

7月20日、大館市民体育館では大巨人アンドレがR木村のIWA世界ヘビー級王座に挑戦。(61分1本勝負)R木村にとっては最強の挑戦者。R木村は猪木のように機転が効くタイプではないので真っ向勝負を挑み、攻めあぐねてしまいました。

それでも「上半身の強さでは日本人レスラー1位」と言われたR木村は強引にアンドレの両足を捉えて逆エビ固め、何とかステップオーバーに成功するも直ぐに外されてしまいました。結局、このシーンが試合の最大の見せ場であり10分25秒に両者リングアウトの引き分けでR木村が27度目のタイトル防衛。アンドレが上手くR木村にお付き合いしたような試合でした。

キッドは阿修羅・原の持つWWU世界ジュニア・ヘビー級王座に挑戦(61分1本勝負)。キッドに攻め込まれ、18分37秒、両者リングアウトの引き分けで辛うじて2度目の防衛に成功しました。  

セミ前にはグレート草津&M井上&アニマル浜口組vsアレックス・スミルノフ&オックス・ベーカー&ヘイスタック・カルホーン組という強豪チーム同士の面白い組み合わせのタッグマッチが実現。13分15秒、M井上がベーカーを体固めに降して日本組が勝利を飾りました。

7月21日、村上市民会館はテレビ中継でもはっきり判る会場の最上段まで観客がギッシリと埋めつくされた文字通りの超満員(観衆3,800人発表)。

先シリーズの上田馬之助、マサ齋藤効果もそうですが、アンドレ人気は国際プロレスにとっては観客動員の起爆剤になりました。惜しむらくはそれに見合うハコが用意出来なかったことが国際プロレスの営業力の弱さ…。

メインイベントはベーカーを破り、IWA世界ヘビー級王座への挑戦権を手にしたスミルノフがR木村の同王座に挑戦。(61分3本勝負)1本目は8分48秒にR木村が片エビ固め、2本目は2分50秒にスミルノフが体固め、3本目は3分16秒にスミルノフが体固めで勝利し、王座移動。スミルノフは第15代王者になりました。

R木村は前日のアンドレ戦をクリアして気が抜けたか?防衛記録は27でストップ、76年7月31日、越谷市体育館で上田の代打であるスーパー・アサシン(ロジャー・スミス)を王座決定戦で破って以来、3年ぶりの王座転落になりました。

前日の大館でWWU世界ジュニア・ヘビー級王座を賭けて対戦した原とキッドはこの日、キッドの保持している英連邦ジュニア・ヘビー級王座も賭けてのダブルタイトルマッチで対戦、欧州ルールの4分7ラウンドをフルに闘って引き分けとなりました。原は3度目の防衛。

M井上&浜口組vsアンドレ&カルホーン組というタッグマッチ(45分1本勝負)が行われ、6分18秒、M井上がカルホーンを体固め。この一戦をIWA世界タッグ選手権試合にしておけば、最強の挑戦者チームを撃破したということで、ベルトに箔がつくと思われました。ノンタイトルにしたのは勿体なかったです。

シリーズ最終戦7月25日、三島市民体育館でR木村は新IWA世界ヘビー級王者スミルノフにリターンマッチを挑み(61分1本勝負)、16分19秒、体固めでフォール勝ちし4日ぶりに王座奪回、第16代王者に返り咲き。

2連続引き分けとなった原とキッドはノンタイトルの45分3本勝負で決着戦。1本目は15分8秒にキッドが体固め、2本目は4分14秒に原が体固め。決勝の3本目は2分16秒に原がブロックバスター(サモアン・スープレックス)からの体固めでキッドから2フォールを奪い2−1で原が快勝しています。

三島大会はノーテレビだった為、シリーズの有終の美を飾る重要なこの2試合が放送されなかったのは失態でした。

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