78年国際プロレス「日本リーグ争覇戦」第12戦は11月18日、和歌山県立体育館(観衆2,000人発表)大会。
リーグ戦も終盤戦に突入し、Aブロックではミスター・ヒトがプロフェッサー・タナカを体固めで破る番狂わせがおき、ヒトは13点、タナカは17点。
マイティ井上とロッキー羽田は羽田が全日本プロレスでは見せない驚異の粘り腰を見せて30分時間切れ引き分け。羽田はこれでグレート草津、ヒト、M井上と3試合連続時間切れの奮闘ぶりで7点。M井上は10点と足踏み状態。
Bブロック公式戦では初対決となるアニマル浜口vsキム・ドクが30分時間切れ引き分け。ドクは6点、浜口は7点。
この日はメインイベントでラッシャー木村&草津&寺西勇組vs鶴田&ミスター・サクラダ&大熊元司組の対抗戦6人タッグマッチが組まれ、寺西と大熊が1本ずつ取り合った後、両チームリングアウトの引き分けとなりました。
第13戦は11月19日、和歌山・湯浅町シーサイドホール(観衆3,800人満員発表)大会。Aブロック公式戦は草津とサクラダが30分時間切れ引き分け。草津は10点、サクラダは11点。羽田は梁承揮に勝ち11点。梁は全敗の0点でリーグ戦全日程終了。
Bブロック公式戦は石川孝志vsディーン・ホーが両者リングアウト。石川にとっては手痛い1点ずつの加算で石川13点、ホーは18点で決勝トーナメント進出が見えて来ました。途中参戦のドクは公式戦が続き、鶴見五郎を体固めで破り10点、鶴見は0点。
第14戦、11月21日、岡山武道館(観衆3,300人満員発表)大会。Aブロック公式戦はM井上がアジア・タッグ王座を巡る因縁の相手、大熊元司を9分47秒、逆さ押さえ込みでフォールし14点。これで決勝トーナメント進出に大きく前進しました。
サクラダvsヒトは30分時間切れ引き分けとなりサクラダ13点、ヒトは15点でリーグ戦終了、決勝トーナメント進出は微妙なラインで他選手の公式戦試合結果待ち。
Bブロック公式戦はR木村が最終公式戦となり、鶴見を破って21点で決勝トーナメント進出が確定。鶴見は0点。ドクは石川と30分時間切れ引き分けに終わり12点、石川は15点でリーグ戦全日程終了して他選手の公式戦試合結果待ちとなりました。
この日のメインイベントでは草津&浜口&寺西組vs鶴田&小鹿&羽田組という国際vs全日本の対抗戦が組まれ、1本目は鶴田が寺西を体固めでフォールし先制。2本目は両チームリングアウトとなり、2−1で全日本軍が勝利を収めました。
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