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2019年09月13日23:03

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猪木とビンス(525)最終章

76年7月4日、後楽園ホールで開幕した国際プロレス「ビッグ・サマー・シリーズ」に4年に及ぶアメリカ、カナダ、ヨーロッパ海外武者修行から八木宏が凱旋帰国、リングネームを剛竜馬と改めています。 

剛は凱旋マッチで先輩である稲妻二郎(ジェリー・モロー)と対戦し30分時間切れ引き分けに終わりました。15歳でプロレス入りした剛はこの時まだ20歳の若者で国際期待のホープでした。

2月に馬場と口論となって全日本プロレスを退団したサンダー杉山はこのシリーズから古巣である国際プロレスのリングにフリー参戦。但し、副業の兼ね合いもあることから出場試合は限定されていました。

また、アニマル浜口が4月にカナダ・カルガリーに遠征に出ています。

7月7日、大阪府立体育会館ではグレート草津&マイティ井上組の保持するIWA世界タッグ王座に上田馬之助&杉山組が挑戦。杉山は上田と組んでヒールサイドで試合をしたり、外国人レスラーとも対戦していましたので便利屋的なポジションでした。試合はM井上と上田が1本ずつフォールを取り合った後、上田&杉山組の反則負けで草津&M井上組が2−1でタイトル初防衛(先のシリーズ、リップ・タイラー&エディ・サリバン組に4日間ベルトを明け渡す)に成功しました。

凶器攻撃による反則のフォールとは言え、国際プロレスのエースであるラッシャー木村に勝利した上田に目を付けたのが新日本プロレスの新間寿。

6月26日、日本武道館で行われたモハメド・アリvs猪木の格闘技世界一決定戦は、長い年月の間に色々な媒体で検証され、今では再評価されていますが、試合直後のファンやマスコミの反応は「アリは3発しかパンチを出さず、猪木は15ラウンド寝た状態で蹴ってばかり」と厳しいもので、新日本プロレスのリングはトーンダウンし7月9日に後楽園ホールで開幕した「アジア・リーグ戦」も盛り上がらず。

そこで、アリ戦の後の話題作りとして上田に声をかけました。新間は上田に「IWAのベルトを持って新日本プロレスのリングに上がり、猪木と対戦して欲しい」とオファーしました。フリーの上田からすれば猪木の新日本プロレスの方が知名度からして違い、新日本プロレス側の引き抜きに応じることになりました。 

しかし、IWA世界ヘビー級王座は国際プロレスのベルトであり、上田が新日本プロレスのリングに参戦する時はR木村に負けてベルトを置いて出て行くのが業界のルールです。ですがR木村に負けて王座陥落した上田の商品価値は落ちる訳で、「R木村に負けた上田」を新日本プロレスが欲しがる訳もなく、上田は板挟みになってしまいました。

7月28日、銚子市体育館で行われた上田vsR木村のIWA世界ヘビー級王座を賭けたリターンマッチは日本人同士初となる金網デスマッチで行われ、完全決着なるか大いに注目を集めました。

しかし、メインレフェリーの阿部脩が上田に暴行を受けてダウン。サブレフェリーである前溝隆男が務めるべく、金網のドアを開けてはいろうとしたところ、試合中の両選手が金網の外に出てしまい場外乱闘、収拾がつかなくなり17分48秒、没収試合の裁定が下り上田のタイトルも没収になりました。
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