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2019年09月11日22:04

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猪木とビンス(523)最終章

75年11月3日の国際プロレスと全日本プロレスの対抗戦は両団体のファンも熱が上がり、盛り上がりを見せましたが、年が明けて76年の3月28日、蔵前国技館で両団体による「全面対抗戦」が行われています。 

馬場によると「対抗戦の話は吉原さんが持ち込んで来た」とのことですが、外国人選手にギャラを払わなくて済む興行なので、メリットはありました。

全日本プロレスは東側観客席、国際プロレスは西側観客席の営業を担当。正面と向正面は折半となりました。客入れの為に営業マン同士も「対抗戦」となった訳です。

当日は9,800人(満員発表)の観客が詰め掛け、外国人抜きでは興行が成立し辛い時代でしたが、上々の動員を見せています。試合は全部で10試合組まれていましたが、馬場とザ・デストロイヤーは不出場。

また、72年の全日本プロレス旗揚げ時に国際プロレスから金銭トレードで全日本に移籍したサンダー杉山はこの対抗戦の少し前の2月21日、後楽園ホールでの「エキサイト・シリーズ」開幕戦の試合前に会場入りしたものの馬場と口論になり、そのまま控室から出て行ってしまい退団。杉山が副業により他のレスラーと行動を共にしなかったことを馬場が嗜めたことが原因と言われています。

全日本プロレス旗揚げメンバーだったマシオ駒は1月の「新春ジャイアント・シリーズ」序盤戦まで試合に出ていましたが体調不良を訴え欠場、その後自宅近くの世田谷区三宿病院に入院していましたが、3月10日早朝、腎不全の為、35歳の若さで亡くなっています。高千穂明久は海外遠征に出た為に不参加。

国際プロレス側は海外に出ていたのは八木宏(剛竜馬)、デビル紫(ムラサキ)の2名。それ以外はフルメンバーで臨みました。若松市政がいませんが、対抗戦に出すのは無理という判断でしょう。

20分1本勝負 スネーク奄美(国際)(9分50秒体固め)淵正信(渕、全日本)

20分1本勝負 百田光雄(全日本)(7分2秒反則勝ち)ミスター・ヨト(珍、国際)

20分1本勝負 伊藤正男(全日本)(10分8秒片エビ固め)米村勉(天心、国際)

20分1本勝負 鶴見五郎(国際)(5分39秒片エビ固め)大仁田厚(全日本)

20分1本勝負 稲妻二郎(ジェリー・モロー、国際)(5分35秒片エビ固め)園田一治(ハル薗田、全日本)

Ε織奪哀泪奪30分1本勝負 ミツ・ヒライ&○桜田一男(ケンドー・ナガサキ、全日本)(11分34秒体固め)●田中忠治&大位山勝三(国際)

30分1本勝負 アニマル浜口(国際)(8分25秒カナダ式背骨折り)肥後宗典(全日本)

┘献礇鵐楪疆鳥醂の十番勝負第2戦60分3本勝負 ジャンボ鶴田(全日本)(1−1)ラッシャー木村(国際) 1.木村(13分27秒片エビ固め) 2.鶴田(6分34秒体固め) 3.(両者ダブル・フォール、無判定)

30分1本勝負 サムソン・クツワダ(全日本)(17分7秒体固め)寺西勇(国際)

アジア、IWA世界両タッグ選手権試合60分3本勝負
グレート小鹿&大熊元司(アジア・タッグ王者チーム、全日本)(1−1)グレート草津&マイティ井上(IWA世界タッグ王者チーム、国際)1.井上(9分42秒体固め)大熊 2.大熊(7分52秒体固め)井上 3.(5分15秒両チームリングアウト)

鶴田vsR木村戦が第8試合に組まれたのは日本テレビが放送し、第9、10試合は東京12チャンネルが放送した為です。日本テレビとの契約がある鶴田は東京12チャンネルの画面には登場出来ませんでした。

対抗戦は4勝4敗2分の五分となりました。全日本プロレスは御大馬場、デストロイヤーが出ない代わりに1反則勝ちとして調整した感じです。

最終試合の小鹿&大熊組vs草津&M井上組は当初ノンタイトルの予定でしたがこの2日前、3月26日、韓国・ソウル市文化体育館で小鹿&大熊組が呉大均&洪武雄組を破り、復活したアジア・タッグ王者となった為に急遽ダブル・タイトル戦に。

ここで馬場が「国際プロレスの看板タイトルであるIWA世界タッグ王座はインターナショナル・タッグ王座と同レベルに非ず、アジアと同格」と位置づけてしまい、引き分けに終わってしまったが故にこの結果が今後の対抗戦の一つの基準になってしまいました。

外国人レスラーにギャラを払わずに済んだ馬場は経費を差し引いた金額を見て「いやぁ、対抗戦って、いい商売だなぁ」と大喜びしたそうです。



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