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mixiユーザー(id:21258650)

2019年08月23日21:25

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猪木とビンス(505)最終章

馬場が日本プロレスから独立。日本テレビの支援を受けて72年10月には全日本プロレスを旗揚げ。

猪木、馬場に相次いで去られた日本プロレスは坂口征二、大木金太郎の二枚看板で興行することを余儀なくなれましたが観客動員、テレビ視聴率とも低下。

71年末には日本プロレスと国際プロレスの男子2団体時代だったものが10か月で日本、国際、新日本、全日本の4団体と倍になり、日本プロレスを観ていた観客は馬場、猪木、坂口、大木を観るのに1枚のチケットで済んだものが、3枚必要になる訳で地盤沈下が起き「プロレス冬の時代」へと突入していきました。

72年10月時点(サンダー杉山、移籍前)の各団体の主要メンバーを見てみることにします。

日本プロレス(54年2月旗揚げ興行)
坂口征二、大木金太郎、吉村道明、上田馬之助、グレート小鹿、高千穂明久(ザ・グレート・カブキ)、ミツ・ヒライ、松岡厳鉄、桜田一男(ケンドー・ナガサキ)。(海外遠征中)星野勘太郎、永源遥、安達勝治(ミスター・ヒト)、戸口正徳(キム・ドク、タイガー戸口)。

国際プロレス(67年1月旗揚げ興行)
ストロング小林、グレート草津、サンダー杉山、マイティ井上、田中忠治、寺西勇、鶴見五郎、デビル紫(ムラサキ)、大剛鉄之介、稲妻二郎、八木宏(剛竜馬)、本郷篤(肥後宗典)。(海外遠征中)ラッシャー木村、アニマル浜口、松本勝三(大位山)。

新日本プロレス(72年3月旗揚げ興行)
アントニオ猪木、豊登、山本小鉄、柴田勝久、木戸修、魁勝司(北沢幹之)、藤波辰巳、荒川誠(真、ドン)、浜田広秋(リトル、グラン)、ドナルド・タケシ、栗栖正信(正伸)。※藤原喜明はデビュー前。

全日本プロレス(72年10月旗揚げ興行)
ジャイアント馬場、大熊元司、マシオ駒、サムソン・クツワダ、佐藤昭夫(昭雄)、百田光雄。

海外遠征中のメンバーを入れれば、国際プロレスが一番陣容が豊富とは言えないでしょうか?馬場、猪木というスーパースターがいなかった国際プロレスでは「複数エース制」を導入。経費削減の意味もあり、S小林、草津、R木村、M井上らを代わる代わる海外遠征に出していました。

ここで吉原が海外遠征組を一部呼び戻し、TBSに特別予算を依頼して、AWAとの提携路線による豪華外国人選手を招聘して強力なカード編成を組み、一気に他3団体と勝負していたら、分裂でファンの信頼を失墜させた日本プロレス3派の隙をついて、日本マット界の盟主になれたのではないかと思います。

この72年の日本プロレス分裂時が最初で最後のチャンスだったのではないでしょうか?そういう意味では吉原は「金のかけどころ」を見誤ったと言えます。

TBSの「TWWAプロレス中継」は視聴率不振から放送時間帯及び放送時間がコロコロと変更されていました。

68年1月の放送開始時から71年年末までが毎週水曜日19時〜19時55分。72年1月〜3月末までが毎週水曜日19時〜19時30分に短縮。72年4月〜9月末までが毎週日曜日18時〜18時55分。72年10月〜は毎週日曜日18時〜18時30分に再び短縮と推移しています。

タイミングは悪かった感はありますが、70年のAWAとの提携開始以降、外国人選手に関しては日本プロレスに見劣りしないメンバーが集まっていただけに、テレビ局とのコミュニケーションを確り取って置かなかったのも失敗でした。

68年1月の放送開始時、TBSに主導権を握られ、表向き「TBSプロレス」にされていた時期もあったことから吉原はそのことを不快に思っていた部分もあり、必ずしも関係は良好とは言えませんでした。

その中で吉原は団体設立し、日本人選手が不足していて困っている馬場の全日本プロレスに対し「救いの手」を差し伸べることになります。果たしてこれが経営者判断として正しかったのかどうか…。
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コメント

  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年08月26日 21:00
    東京12チャンネル時代の国際プロレスでも12チャンネルとコミュニケーションを取ってなく吉原社長が勝手に選手を日本テレビに出していたことが書いてました!
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2019年08月26日 21:45
    > mixiユーザー やはり根底には「リングに上がってバンプを取ったことがない人間に何がわかる?」というプライドがあったかと思いますね。今は経営とリング上を分離しているのが当たり前の時代ですが、この時代はそうではなかったですね。

mixiユーザー

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