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2019年08月11日21:47

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猪木とビンス(493)最終章

85年IWGP&WWFチャンピオン・シリーズ第25戦は6月7日、松本市総合体育館(テレビ生中継、観衆4,340人超満員発表)。過去2回の大会に比べ、観客動員では苦戦していましたが、25戦にして地方大会初の超満員発表が出ました。

メインイベントはこの日からWWF世界ヘビー級王者、ハルク・ホーガンが特別参加。アイアン・マイク・シャープと組んで猪木&木村健吾組と対戦。

17分17秒、猪木がシャープを電光石火の逆さ押さえ込みで丸め込んでフォール、猪木&木村健組が逆転勝ちを収めました。

セミファイナルはIWGP挑戦者決定トーナメント決勝戦。トーナメントを勝ち上がって来たのは大巨人、アンドレ・ザ・ジャイアントと炎の飛龍、藤波辰巳。

ヘビー級に転向したとは言え、小柄な藤波が勝つのは至難の技。逆さ押さえ込みや回転エビ固め、首固めと言った丸め込みは流石にアンドレには通用しそうになく、やはり場外乱闘に誘い込んでのリングアウト勝ちかフェンスアウトによる反則勝ち位しか勝機を見出すのは困難か…。

しかし藤波は猪木譲りの闘魂を見せ、ゲリラ戦法を使わずに正面からアンドレを攻め込みました。藤波の猛攻に両腕をロープに巻きつけてしまったアンドレ、藤波はチャンスとばかり反対側のロープに飛んで恐らく、フライングヘッドバット狙いにいきましたが、冷静に藤波の動きを読んでいたアンドレは突進してくる藤波に「人間エクゾセミサイル」のビッグブート一撃。

そのまま起き上がりヒッププッシュで押さえつけて6分17秒、体固めでアンドレの勝利。終わってみればアンドレの楽勝でした。

トーナメントを制したアンドレは6月11日、東京体育館で前年度優勝者、猪木と優勝決定戦を行うことが決まり、トーナメント準優勝の藤波は同日同所でホーガンのWWF世界ヘビー級王座に挑戦が決定しました。

ザ・コブラ&高野俊二組はディック・マードック&アドリアン・アドニス組と対戦、8分58秒、アドニスが高野俊を体固めに決めてマードック&アドニス組の勝利。

坂口&星野勘太郎組vsカネック&トニー・セントクレアー組は10分40秒、坂口がセントクレアーを逆エビ固めでギブアップさせています。

スーパー・ストロング・マシンはエンリケ・ベラと対戦し5分3秒に何と猪木の得意技である卍固めでギブアップ勝ちをしています。ヒロ斉藤は小杉俊二を寄せ付けず5分45秒にジャーマン・スープレックスホールドで完勝しました。


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