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2019年07月05日22:30

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猪木とビンス(456)最終章

第1回ヤングライオン杯参加選手は(内は年齢、デビュー年月)小杉俊二(25歳、81年1月)、後藤達俊(28歳、83年2月)、佐野直喜(20歳、84年3月)、山田恵一(20歳、同)、畑浩和(20歳、84年4月)、橋本真也(19歳、84年9月)、武藤敬司(22歳、84年10月)、蝶野正洋(21歳、同)、船木優治(15歳、未デビュー)の9選手。84年10月デビューの野上彰(18歳)は負傷欠場中であり、エントリーせず。

「抜ける選手がいれば上がって来る若手がいる」というのは新日本プロレス47年の歴史と伝統であり、参加選手の大半が後に日本プロレス界を代表するスーパースターに出世しており、稼ぎ頭になっています。このメンバーを見ると新日本プロレスというのは人材の宝庫であると改めて認識させられます。

ヤングライオン杯は「ビッグ・ファイト・シリーズ第1弾」と同第2弾の2シリーズにまたがって開催され、3月9日の全日本プロレスに続いて初進出が決定した4月18日、両国国技館でリーグ戦上位2名による優勝決定戦が行われ、レフェリーは藤波辰巳が務めることになりました。

シリーズ開幕戦は3月1日、後楽園ホール(テレビ生中継、観衆2,000人満員発表)。

メインイベントは2月13日、ハワイ・ホノルル・ニール・ブレイズデル・センター(NBCアリーナ)での再戦、猪木vsハックソー・ヒギンズのシングルマッチ。

猪木はヒギンズのパワーの前に防戦一方となり、全くいいところなし。ヒギンズのバックフリップに半失神状態となり、最後は13分59秒、ヒギンズの暴走に反則勝ちを拾いました。

セミファイナルは藤波&木村健吾組vsパット&マイクのケリー・ツインズ。双子で見分けが付きにくいケリー・ツインズでしたがこれと言った連係技を持っておらず、11分59秒、藤波がパットを「掟破りの」サソリ固めでギブアップさせて藤波&木村健組が危なげない勝利。

セミ前は高野俊二とデビッド・シュルツのシングルマッチでしたが、この試合が「ワールドプロレスリング」の番組の冒頭でしたが、実況の古舘伊知郎アナウンサーが頭部に包帯を巻いて放送席に座り、観客とテレビ視聴者を驚かせています。

試合前にシュルツに取材を試みた古舘がシュルツにいきなり殴られたとの話で、前84年12月にシュルツが全米ネットワークのABCのコメンテーターを「プロレスの内幕に関する質問」をして来たことで怒って暴行を加えたことをモチーフとしたアングルでした。

シュルツはこの日高野俊を僅か1分57秒、体固めで撃破しています。

坂口&星野勘太郎&アノアロ・アティサノエ組vsストロング・マシン1&2&3号組は8分15秒、1号が星野に反則勝ち。

上田馬之助&ヒロ斉藤組の金狼コンビvsバッドニュース・アレン&レロイ・ブラウン組は7分12秒、両チームリングアウトの引き分け。スティーブ・ライトは小杉を10分42秒、片エビ固めで降しています。

ヤングライオン杯公式戦はこの日2試合組まれ、山田が橋本の巨体を13分15秒、ジャーマン・スープレックスホールドで綺麗に投げて固めて破り、佐野は蝶野を12分、腕折り固めでギブアップさせました。

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