85年新春黄金シリーズ、1月24日は山口・岩国市体育館大会(観衆1,700人発表)。激化する新日本正規軍vsストロング・マシン軍団がメインイベントで対戦。
猪木&藤波&木村健吾組vsストロング・マシン1&2&3号組が6人タッグマッチで1月18日、八代市総合体育館大会の再戦。
このシリーズ、増殖したマシン軍団はマシン4号がマネージャーのショーグン・KYワカマツと共にセコンドにいましたがリング下でスリ変わるトリックプレーで正規軍を撹乱。
マシン軍は4人揃うとやや大型の2号以外は遠目には見分けがつきませんがそれは対戦相手も一緒。10分24秒、猪木がマシン軍の1人を延髄斬りからの体固めでフォールしましたが、これは当初試合が組まれていない4号をフォールしていたことが判明。
マネージャーのワカマツは「試合権利のない4号をフォールしたのだから、猪木の勝ちは無効だ」とアピールしたものの、レフェリーは「これはマシン軍団全体での負けだ」と判定通り、猪木のフォールを有効としました。
セミファイナルはタイガー戸口&星野勘太郎組vsキングコング・バンディ&ブラック・タイガー組。11分55秒、バンディが星野をフライング・ボディプレスから体固め。
坂口vsアブドーラ・ザ・ブッチャーは1分16秒、フェンスアウトによる坂口の反則勝ち。捲土重来を期して望んだブッチャーでしたが扱いの悪さは相変わらずで無気力な試合を続けることになります。
このシリーズ2月5日、愛知県体育館と最終戦の2月6日、大阪府立体育会館でWWFジュニア・ヘビー級王座を賭けて対戦するザ・コブラとヒロ斉藤が前哨戦でシングル対決を行い、12分28秒に両者リングアウト。
上田馬之助とワイルド・サモアンの一戦は8分38秒、上田の反則負け。
高野俊二は後藤達俊と組んでケリー・ブラウン&アノアロ・アティサノエ組と対戦、12分50秒、アティサノエが後藤達をボディプレスからの体固めで圧殺しています。
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