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2019年06月08日22:37

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猪木とビンス(429)最終章

85年新春黄金シリーズ、1月7日は戸田市スポーツセンター大会(観衆2,200人発表)。WWF世界ヘビー級王者ハルク・ホーガンは前半戦はこの日までの特別参加。

メインイベントは猪木&藤波&ザ・コブラ組がホーガン&ワイルド・サモアン&ブラック・タイガー組と対戦、11分32秒、猪木が逆さ押さえ込みでサモアンをフォールし猪木&藤波&コブラ組の勝利。

ホーガンは一旦アメリカに帰国しWWFでのスケジュールを消化した後、再び来日し1月31日の船橋市総合体育館から最終戦の2月6日、大阪府立体育会館までの終盤戦に特別参加します。

セミファイナルでは坂口&星野勘太郎組vsキングコング・バンディ&ケリー・ブラウン組。坂口&星野組というのは日本プロレス崩壊時アメリカにいた星野が74年1月、新春黄金シリーズに帰国して新日本プロレスに入団して以来、76年位まではよくメインイベントでも組まれていたチームですが、ストロング小林の入団、長州力、藤波の帰国で選手層が厚くなり、なかなか組まれなくなっていました。

試合は10分1秒、バンディが星野をフライング・ボディプレスからの体固めで圧殺。バンディ&Kブラウン組が完勝しています。

タイガー戸口vs上田馬之助の虎と狼の対戦は8分31秒、両者リングアウトの引き分け。ストロング・マシン1&2号は木村健吾&金秀洪組との対戦、8分58秒、マシン1号が金を体固めで撃破。

アノアロ・アティサノエは後藤達俊を6分42秒、ボディプレスからの体固めで降し、ヒロ斉藤はデーブ・モーガンを4分47秒、ジャーマン・スープレックスホールドでフォールし卓越したレスリングセンスを見せています。

翌1月8日は宮城県亘理町体育館大会(観衆1,800人発表)。この日から元日興行に出現したストロング・マシンズの「増殖」したマシンが試合に出場しました。

先ずこの日はマシン4号が登場、1号&2号とトリオを結成していきなりメインイベントで猪木&坂口&木村健組と対戦し13分47秒、猪木がフェンスアウトにより4御から反則勝ち。

セミファイナルでは藤波&戸口組vsバンディ&サモアン組。9分57秒、バンディがフライング・ボディプレスからの体固めで戸口からフォール勝ち。

ホーガンと入れ替わりでこの日から参戦のアブドーラ・ザ・ブッチャーは上田とのシングルマッチ。ブッチャーと上田は日本プロレス時代の第14回ワールド・リーグ戦では公式戦で2回対戦しブッチャーの2勝。当時の両者のポジションからしてやむを得ない結果でしたが、その後はすれ違いでした。

しかし、地方大会を下に見る訳ではないですが全日本プロレスと新日本プロレスを席巻したスーパーヒール同士の一戦としてはあまりに寂しいマッチメイクで、試合は3分36秒に両者フェンスアウトの引き分け。

コブラは後藤達と組んでBタイガー&Kブラウン組と対戦、10分15秒、Bタイガーが後藤達を体固め。星野はH斉藤と17分3秒、両者リングアウトの引き分け。売り出し中のH斉藤でしたがベテラン星野の意地に阻まれ勝つことは出来ませんでした。
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