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2019年05月06日22:59

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ジャンボ鶴田怪物伝説(513)

84世界最強タッグ決定リーグ戦開幕戦は11月22日、松戸市運動公園体育館(テレビ収録、観衆3,800人満員発表)で行われました。

特筆すべきはこの年から入場セレモニーのテーマ曲として「オリンピア」(セルジオ・メンデス)が使用開始されたことです。これまで入場セレモニーには「日本テレビスポーツテーマ」、「王者の魂」が使用されて来ましたが、この年開催されたロサンゼルス五輪の公式テーマ曲として制作されたオリンピアが最強タッグのテーマとして採用され、以後はプロレスファンに広く認知されて愛される楽曲になりました。

このセンスとこだわりは日本テレビならではかと思います。毎年11月の半ばを過ぎるとオリンピアと共に豪華絢爛の入場セレモニーを思い出すファンも多数いることでしょう。

前年まで45分1本勝負だった公式戦はこの年から30分1本勝負に改められています。

メインイベントは公式戦、テリー・ファンクの日本復帰戦ともなるドリー・ファンク・ジュニア&テリー組のザ・ファンクスvsタイガー・ジェット・シン&マイク・ショー組。ショーはカナダ・カルガリーではマッカン・シンを名乗る初来日の巨漢レスラーです。

試合はリング中央でショーがドリーをベアハッグに捕らえて絞め上げました。しかし、そこからの動きがありません。勝機とみたテリーがシンのカットを外し、コーナーポスト最上段からドリーの背中に向けてダイビング・ボディアタック、合体式ボディプレスのような形になり、140kgの巨体を誇るショーもさすがにファンクス2人分の体重を背負っては耐えきれずダウン。上になったドリーがそのままショーを体固めでフォールしています。ファンクスは2点発進となりました。

セミファイナルでは前年度の最終公式戦となった鶴田&天龍組vsスタン・ハンセン&ブルーザー・ブロディ組の超獣コンビがスペシャルマッチで対戦。ブロディがチェーンを持ち出し始めてから試合は荒れた展開となり11分40秒、ノーコンテストに終わっています。

注目の馬場&ラッシャー木村組はスペシャルマッチでワンマン・ギャング&ピラタ・モルガン組と対戦。8分37秒、R木村がモルガンをブルドッキング・ヘッドロックからの片エビ固めでフォール勝ち。R木村は9月11日、UWF後楽園ホール大会以来2か月ぶりの試合でした。

バズ・ソイヤーの来日キャンセルでパートナー不在となったギャングはモルガンをパートナーにリーグ戦に出場することになりましたが、試合後、軽量のモルガンでは思うような試合が出来ないとパートナー変更を申し入れ、結局鶴見五郎がパートナーになることになります。

ハーリー・レイス&ニック・ボックウィンクル組の元世界王者コンビはグレート小鹿&大熊元司組と対戦、7分31秒、ニックが大熊を体固め。

新日本プロレスより移籍のダイナマイト・キッド&デービーボーイ・スミス組は石川敬士&マイティ井上組との顔合わせ。8分19秒、キッドがダイビング・ヘッドバットから石川を体固め。なお、キッド、スミスの試合は新日本プロレス、テレビ朝日の契約問題がまだクリアされていなかった為に今リーグ戦のテレビ登場は残念ながらありませんでした。

タイガーマスクはエル・エヒプシオを7分33秒、ジャーマン・スープレックスホールドで撃破。特別参加のザ・デストロイヤーはマジック・ドラゴンを14分51秒、足4の字固めでギブアップさせております。

また、左膝膝蓋骨粉砕骨折をした箇所を痛め、先のジャイアント・シリーズの10月8日、高崎市体育館から欠場していた大仁田厚が復帰。渕正伸と組んで百田光雄&ターザン後藤組と対戦。10分55秒、大仁田がT後藤を体固めに降し、復帰戦を白星で飾りました。
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