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2018年12月23日22:57

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ジャンボ鶴田怪物伝説(440)

連日に亘るAWA世界ヘビー級王者、鶴田の北米サーキットも5月8、9日はオフ。5月10日は3月15日以来のユタ州ソルトレイクシティ・ソルトパレス(観衆4,800人発表)大会。

前回の同会場ではジム・ブランゼルの挑戦を退けた鶴田でしたが、今回挑戦者に出迎えたのはブランゼルのザ・ハイフライヤーズのパートナーであるグレッグ・ガニア。

Gガニアは4月19日、郡山市総合体育館で鶴田に挑戦、父バーン・ガニア直伝のスリーパーホールドで試合を優勢に進めましたが惜敗。

AWAオーナーで81年5月10日、イリノイ州シカゴ・コミスキーパークでニック・ボックウィンクルを破りAWA世界ヘビー級王者のまま引退した父バーンの為にも是が非でもベルトを鶴田から奪い返し、史上初の親子二代に亘る世界王者の夢を実現させたいところ。

試合はGガニアが日本での試合同様、スリーパーホールドを巧みに使って攻勢に出ましたがやはり鶴田とGガニアではかなりの体格差があり、鶴田には余裕が感じられました。

得意のジャンピング・ニーパットを決めた後、トップロープに昇り、リング上のGガニアに脳天チョップを決めました。ダウンするGガニア。すかさずカバーの体勢に入りましたがレフェリーはカウントを取らず、試合終了のゴングを要請。

この地区のルールでは、トップロープからの攻撃は反則にあたり、15分13秒、鶴田の反則負けが宣告されました。日本とは勝手の違うルールに戸惑いを見せる鶴田、レフェリーに抗議しましたが判定は覆らず、しかし反則の為ルールによりタイトルの移動はなく、鶴田は15度目のタイトル防衛に成功しています。

セミファイナルではレジェンド軍、粉砕者クラッシャー・リソワスキーが他地区ではクラッシャーを名乗るジェリー・ブラックウェルと対戦。13分54秒、体固めでリソワスキーがフォール勝ち。

スティーブ・カーン&スタン(スタンリー)・レーンのザ・ファビュラス・ワンズvsミスター・サイトー(マサ齋藤)の日本一時帰国で正パートナーがいなくなったジェシー・ベンチュラ、ジェイク・ミリマン(未来日)組の一戦はミリマンが狙われ、10分36秒、Sカーンがミリマンを体固め。

奇しくも、後に共にAWA世界ヘビー級王者となることになるカート・ヘニングとラリー・ズビスコがシングルマッチで対戦し、30分時間切れ引き分け。

2人共、ニックが引退した後にAWA世界ヘビー級のベルトを巻いて来日、カートは88年1月に全日本プロレスに来日、この年に誕生する2代目タイガーマスクと防衛戦を行い、リングアウト負けでルールに救われ王座防衛。 

ズビスコは90年2月に新日本プロレスの東京ドーム大会に来日、マサ齋藤に敗れ王座を失っていますが、両者共に王者としての風格と技量はニックよりもかなり劣りました。

この日も第1試合には女子プロレスの試合が組まれ、ベルベット・マッキンタイヤー、プリンセス・ビクトリア組がデスピナ・マンタガス、レイ・ラニ・カイ組を撃破しています。

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