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2017年06月01日23:48

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ファンタジープロレスの巨匠桜井康雄さん追悼(48)

パク・ソンナンはビビってしまい試合に出るのをゴネた臆病者という見方が一般的ですが、逆に言えば地元の選手の事前の決め事は飲まない、いきなり仕掛けて来た猪木を信用出来なかったのが実状かと思われます。

この時は桜井さんはNETの解説には入っておらず、実況が山崎正アナウンサーでゲスト解説が坂口であり、実況を後入れした可能性もあります。(10月15日に10月4日、静岡駿府会館で収録の坂口、木戸修組vsアンドレ・ザ・ジャイアント、テリー・ルージ組と併せて放送された)

試合は40分の遅延があって予定通り行われました。レフェリーはミスター高橋。猪木がグラウンドでパクを圧倒、パクもダブルアーム・スープレックス、逆さ押さえ込みを見せますがいずれもカウント2で返されています。

場外戦でパクが猪木をヘッドロックに捕らえてコーナーの鉄柱へ。しかし猪木は寸前でヘッドロックを外しパクの身体を逆に鉄柱へ。

これでパクは上がって来ずに猪木だけがリングに上がり18分3秒、猪木がリングアウト勝ちで5度目の防衛に成功、内容は凡戦であり、この試合だけを見たらパクな無気力ぶりだけが目立ち、タイトルマッチとしては内容の乏しい一戦ですし、猪木も別にキラーと言われる部分を出した試合はしていません。

先の闘魂シリーズの終盤戦、10月6日大阪府立体育会館と10月7日蔵前国技館の2大会に乱入してインパクトを残した上田馬之助は改めて打倒猪木をアピール。

蔵前での猪木vsアンドレ戦の放送の途中に試合を観戦するウィリエム・ルスカの表情が抜かれて映し出され、実況の舟橋アナも「猪木の次の相手はルスカ」と実況の中で喋ってしまっており、年度最終戦の12月9日、蔵前大会のメインカードは猪木vsルスカの再戦でした。

イワン・コロフとは1週前の12月2日、大阪府立体育会館でNWFヘビー級王座を賭けて対戦すると発表されましたが、上田の次期闘魂シリーズ第2弾の参加予定はなく、宙に浮いてしまった格好になりました。

猪木と上田は上田の方が年齢は3歳上で、大相撲間垣部屋から上田の方が60年に先に日本プロレスに入門していますが、一度力道山の理不尽なしごきに遭って逃げ出し、再入門しその時既に猪木と馬場が入門していましたから結果的には猪木の後輩になる訳です。

上田は日本プロレスでも地味な中堅であり、格では遥かに下、猪木、馬場が抜けた後に大木金太郎と組んでインターナショナル・タッグ王座を獲得しますがそれは上が抜けてお鉢が廻って来ただけの話でした。

国際プロレスでエースのラッシャー木村を破り看板タイトルのIWA世界ヘビー級王座を獲得、勝ち逃げしてベルト返上し猪木に挑戦しているものの、まだまだ単独では興行の看板としては弱かったと新日本プロレス側が判断したかと思われます。

東スポとゴングにだけ掲載された記事の中に(これは明らかに桜井さん→竹内宏介さんライン)猪木と上田が12月31日の大晦日、日本武道館での特別興行で対戦の可能性? というのがありました。

76年の大晦日は金曜日、ワールドプロレスリングの放送がある日であったことからNETが紅白歌合戦の裏番組として生中継てして放送する、

という案でしたがその後のように大晦日に格闘技のイベントをやったり音楽業界がカウントダウンライブをやったり稼ぎ時になるずっと前の時代の話で、大晦日の大イベントは当時の日本人のライフスタイルにはまだ馴染まず、興行的にもテレビの視聴率的にもリスクが大き過ぎたか、モハメド・アリ戦から半年でまたコケることは許されず、見送りになってしまいました。
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