83年世界最強タッグ決定リーグ戦第6戦は11月30日、旭川市総合体育館常盤分館(観衆4500人満員発表)。
公式戦はバリー・ウインダム、ロン・フラー組とザ・モンゴリアン、鶴見五郎組が対戦。ウインダムが鶴見を回転エビ固めに丸め込んでリーグ戦初白星の2点。
モンゴリアン、鶴見組は4戦4敗の0点(1不戦敗を含む)と早くも白星配給係に。
スペシャルマッチはドリー・ファンク・ジュニア、鶴田組vsスタン・ハンセン、ブルーザー・ブロディ組で両チームリングアウト。
馬場とタイガー・ジェット・シンも両者リングアウトとなりました。
第7戦、12月1日、帯広市総合体育館(観衆5400人満員発表)では公式戦で馬場、ドリー組とモンゴリアン、鶴見組が対戦。
馬場が16文キックで鶴見を粉砕し馬場、ドリー組が3点。モンゴリアン、鶴見組は0点と片目が開かず。
セミファイナルは注目のミル・マスカラス、ドスカラス組vsシン、上田馬之助組。これは試合開始前から両チームが喧嘩越しの乱戦となり、僅か2分19秒、ノーコンテストとなりました。シン、上田組は4点。マスカラス兄弟はこれがリーグ戦初戦で0点。
全日本勢は北海道から西日本へ移動し第8戦は12月2日、広島県立体育館大会(観衆4200人発表)。
メインイベントは公式戦で馬場、ドリー組vsウインダム、フラー組。
ウインダムのコーナーポスト最上段からのダイビング・ローリング・クラッチをドリーが反転して切り返す得意の「ドリー式エビ固め」でウインダムから取り5点。
ウインダム、フラー組は2点。
夢のシングルマッチは鶴龍コンビと超獣コンビがそれぞれシングルで対戦し鶴田とブロディは両者リングアウト。
天龍はハンセンのウエスタン・ラリアットにフォール負け。
第9戦、12月3日、高知県民体育館(観衆3200人発表)公式戦は鶴田、天龍組vsマスカラス兄弟。鶴田が場外でドスカラスにドリル・ア・ホールパイルドライバーを決めました。
軽量のドスカラスはダメージが大きかったか、ダウンしたままで鶴田がリング内に生還してリングアウト勝ち。鶴田、天龍組は7点と首位に。マスカラス兄弟は連日の無得点試合で0点のまま。
第10戦は九州へ。12月4日、大分・佐伯市民体育館(観衆2600人満員発表)
メインイベントは公式戦でマスカラス兄弟とウインダム、フラー組が激突しマスカラスがダイビング・ボディアタックでウインダムを倒しリーグ戦戦初日を出して2点。
ウインダム、フラー組はリーグ戦に新風を吹き込むことが出来ず、2点のまま。
馬場、ドリー組vs阿修羅・原、マイティ井上組の公式戦は馬場がドリーどの合体式河津落としから原をカウンターの16文キックでフォールし1失点の7点で鶴田、天龍組に並びました。
スペシャルマッチはハンセン、ブロディ組と上田、鶴見組という面白い組合せが実現しブロディが鶴見をキングコング・ニードロップから体固め。
鶴田はシンと両者リングアウトの引き分けとなりました。
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