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2016年11月21日21:47

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猪木とビンス(403)

ハルク・ホーガンの僅か1試合での負傷途中帰国でまたもファンを落胆させてしまった新日本プロレスの第5回MSGタッグ・リーグ戦は1チーム減となる6チームによる争いとなりました。

6チームで3週間、休みなし全21戦のリーグ戦(うち優勝決定戦の12月5日、大阪府立体育会館と追撃戦の12月6日、広島県立体育館は除外、公式戦は19大会で消化)となると、公式戦は1日1試合がいいところで、公式戦の組まれない会場も出てきました。

第2戦は11月17日、蒲郡市民体育館(観衆3100人)では坂口、木村健吾組とアンドレ・ザ・ジャイアント、ジェリー・モロー組が対戦、アンドレが木村健を体固めで9点(ホーガン、サモアン組の不戦勝を加算)、坂口、木村健組は4点。

第3戦の11月18日、松阪市総合体育館は観衆4800人超満員発表となり、主催プロモーター、東海地区の富野徹三氏の共同企画の底力を見せました。

公式戦はタイガー戸口、ケリー・ブラウン組がストロング・マシン1&2号に反則勝ちで8点、マシンズは4点。

第4戦は関東に戻り11月19日、宇都宮・栃木県体育館(観衆5200人超満員)。猪木、藤波組vs戸口、Kブラウン組は猪木がブラウンを体固めで10点、戸口、ブラウン組は4点。

第5戦、11月20日の千葉公園体育館(観衆2700人)は私は会場で観戦しています。このシリーズは東京開催がありませんでしたので地元千葉大会に行きましたが、公式戦は残念ながらなし。

メインイベントは猪木、藤波、木村健組とアンドレ、ディック・マードック、アドリアン・アドニス組が両チームリングアウトでした。

第6戦は九州に移動し、11月21日、長崎国際体育館(観衆3500人)。ここでは猪木、藤波組と坂口、木村健組の唯一の日本人同士チームの公式戦が組まれ、16分、猪木が木村健を延髄斬りから体固めで15点。坂口、木村健組は4点。選手大量離脱後の新日本トップ4の激突だけにテレビ中継をして欲しいところでした。

第7戦、11月22日は大分・佐伯市民体育館(観衆2800人満員)。坂口、木村健組と公式戦初戦のマードック、アドニス組のスーパー・バイオレンスコンビが激突。

マードックが坂口を首固めに丸め込んでマードック、アドニス組は9点。坂口、木村健組は4点と実質勝利はまだなし。

第8戦は11月23日、熊本市体育館でのテレビ生中継。(観衆4700人超満員)

公式戦は猪木、藤波組とマードック、アドニス組の一戦。試合はマードック組がハイジャック・パイルドライバー、スカイハイ・ラリアットを猪木に決めて押し気味に進めましたが、猪木、藤波組も粘り30分時間切れ引き分け。

猪木、藤波組は17.5点とここでフルマークが崩れました。マードック、アドニス組は11.5点

セミファイナルはアンドレ、モロー、Kブラウン組vsストロング・マシン1&2号、ヒロ斉藤組という6人タッグマッチが実現しアンドレがH斉藤を人間エクソゼミサイルと言われたカウンターのビッグブートからヒッププッシュで圧殺しました。

駒が少ない分、ワールドプロレスリングの生中継で公式戦が1試合しか組まれないのは仕方ないとは言え寂しいものがあり、猪木組とマードック組は両リンやフェンスアウトにせず敢えて30分引っ張り内容で勝負をテレビ視聴者と観客に見せつけたかと思います。

9月20日、大阪府立体育会館で猪木と異種格闘技戦を行って敗れ、新日本プロレスに入門したアノアロ・アティサノエがこの日プロレスデビュー戦。後藤達俊を5分28秒、フライング・ボディプレスからの体固めで勝利を飾っています。

アティサノエは翌85年にはフェイドアウトしてしまいますが、ポリネシアンはメンタル面で新日野毛道場の厳しさが耐えられない人もいる感じですが、鍛えようによってはいいヒールになったかも知れない人材でした。
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