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2016年11月19日10:53

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猪木とビンス(401)

84年11月16日、川崎市体育館で行われた第5回MSGタッグ・リーグ戦開幕戦は5000人(超満員)発表の観客を集めました。

この日行われた公式戦はメインイベントの猪木、藤波組vsハルク・ホーガン、ワイルド・サモアン組の一戦。特に猪木とホーガンの対戦は観客の暴動騒ぎに発展した6月14日、蔵前国技館でのIWGP決勝戦以来の対戦となり、緊迫したムードが漂いました。

試合は猪木がホーガンを場外戦に引き付けている間に9分18秒、藤波がサモアンを後方回転エビ固めでフォール。まずは5点を獲得。

ホーガンは猪木が場外で見舞った延髄斬りで額を鉄柱にぶつけて流血しました。

セミはタイガー戸口、木村健吾組vsディック・マードック、アドリアン・アドニス組のスペシャルタッグマッチでアドニスが木村健を体固め。

セミ前の同じくスペシャルマッチ、アンドレ・ザ・ジャイアント、ジェリー・モロー組vsストロング・マシン1&2号はアンドレが2号をボディプレスで押し潰そうとしたところ、マシンズのマネージャー、ショーグン・KYワカマツが乱入してのアンドレ、モロー組の反則勝ち。

「優勝候補が負ける」のが開幕戦のセオリー、と言われていますが、この年は番狂わせもなく、順当なスタートとなりました。

しかし、翌日、新日本プロレスにとってまたも悲報が…。

開幕戦で猪木、藤波組と対戦したホーガンが、場外乱闘の際に食らった猪木の延髄斬りで鉄柱に頭部を強打し負傷。

立会人として来日していたWWF代表のビンス・マクマホンはホーガンの体調を考慮した上で今後の試合出場は困難と判断、アメリカに帰国させて治療する、と発表。

ホーガンは1試合を行ったのみで帰国し、ホーガン、サモアン組はリーグ戦を棄権、残りの公式戦は全て不戦敗となる、とのことでした。

開幕戦のテレビ生中継では、確かに場外でホーガンは猪木の延髄斬りを受けた勢いで鉄柱に激突、額が横に切れて流血していたシーンが映っていたのは確認出来ました。

ですが、これはいわゆる「カット」による出血であり、ホーガンの新日本での流血試合、82年5月26日、大阪府立体育会館でのアブドーラ・ザ・ブッチャー戦に比べたら申し訳程度に切ったレベル。

とてもリーグ戦を棄権して途中帰国せねばならない負傷とは考えにくく、ホーガンは最初から開幕戦のみの参戦だけだったのではないか?と思われます。

だから開幕戦では猪木組とのカードが組まれたと予測出来、高いギャラをもらってイージーな試合をした揚げ句1試合のみで帰国、帰国後は全米制圧の為のスケジュールが待ち受けていた。

3週間もの長期のリーグ戦にホーガンを拘束させることなどビンスの頭には最初からなかったのではないでしょうか。

そんな推測が素人でも成り立ってしまう感じで、ビンスが立会人としてわざわざ来日したのもこれが当初からの目的と思われ、(ファーストクラスの飛行機代やホテルのVIPルームの費用は新日本持ちで)新日本プロレスは最初からそれを承諾させられた上でホーガンを呼んだ公算が強く、新日本プロレスと新日本のファンはビンスに完全にナメられてしまいました。
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