mixiユーザー(id:21258650)

2016年06月02日21:21

588 view

ジャンボ鶴田怪物伝説(284)

82年世界最強タッグ決定リーグ戦終盤戦の天王山は12月9日、札幌中島体育センター(テレビ収録)大会での第13戦。

優勝争いの大きな決め手となる2大公式戦が組まれています。

メインイベントは馬場、鶴田組とスタン・ハンセン、ブルーザー・ブロディ組が激突。

試合はパワーで優る超獣コンビが師弟コンビを圧倒しましたが、馬場、鶴田もツープラトンのカウンターキックをブロディに見舞い、ブロディはダウン。

フォールの体制に入ろうとする馬場、しかしこれはハンセンがダブルスレッジハンマーで馬場の背中を思い切り殴り付けてカット。

馬場のピンチに鶴田もリングインし4者入り乱れての乱闘になりましたが鶴田が場外にブロディを落としている間に、試合権利のないハンセンが馬場にウェスタン・ラリアット。

リング上で動けなくなった馬場のところへブロディが入って来て、馬場にとどめのキングコング・ニードロップ。

12分24秒、ブロディが馬場を体固め。超獣コンビの完勝でハンセン、ブロディ組は2失点の8点と大会終了時点では首位、馬場、鶴田組は4失点で4点と足踏み。

セミファイナルではドリー・ファンク・ジュニア、テリー・ファンク組のザ・ファンクスvsハーリー・レイス、ディック・スレーター組が45分フルタイム戦っての引き分けとなりました。

ファンクスは3失点の7点、レイス、スレーター組は3失点で5点

第14戦12月10日、千葉公園体育館大会。

公式戦はリッキー・スティムボート、ジェイ・ヤングブラッド組と上田馬之助、スーパー・デストロイヤー組が対戦。

ジェイがダイビング・ボディアタックからの片エビ固めでSデストロイヤーを撃破、失点5の3点、上田、Sデストロイヤー組は失点10で0点とダントツの最下位。

この日もノーテレビながら20分1本勝負でスペシャルマッチが実現。

セミファイナルの馬場vsレイスはPWFヘビー級タイトル戦以来のシングルマッチとなりましたがレイスがリングアウトで馬場から勝ち星を挙げました。

テリーvsハンセンは9月11日、後楽園ホール以来の一騎討ち。ハンセンは場外でテリーにウェスタン・ラリアット、しかしカウント10以内にリングに戻れず、両者リングアウトのドローに終わりました。

ブロディはスレーターと注目のシングル初対決となりましたが力の差を見せつけたブロディが4分58秒、キングコング・ニードロップからの体固めで完勝しています。

第15戦は12月11日、松本市総合体育館。公式戦は馬場、鶴田組とリッキー、ジェイ組が対戦しています。

軽量のリッキー、ジェイ組はスピーディーな攻めで馬場、鶴田を撹乱していきましたが体格差はいかんともしがたく、鶴田がジャンピング・ニーパット一発でジェイを片エビ固め。失点4で6点目を挙げて優勝争いに希望を残しました。リッキー、ジェイ組は失点7の3点。

この日はスペシャルマッチでもファンクスとレイス、スレーター組が対戦して20分時間切れ引き分け。このカードで20分はあまりに短かったです。

リーグ戦大詰めの第16戦は12月12日、静岡産業館大会。

レイス、スレーター組vsリッキー、ジェイ組の公式戦はレイスがジェイをダイビング・ヘッドバットから体固めで勝利。失点3の7点で優勝の望みが残りました。

リーグ戦に新風を吹き込んだリッキー、ジェイ組は開幕戦のハンセン、ブロディ組戦はベストバウトとなりましたがその後は結果が伴わず、失点9の3点でリーグ戦を終了しました。

セミのスペシャルマッチは馬場、鶴田組とファンクスが対戦、20分時間切れ引き分けとなりました。

最終戦の蔵前国技館を残すところで優勝の可能性が残っていたのは8点のハンセン、ブロディ組、7点のファンクス、レイス・スレーター組、他力本願ながら6点の馬場、鶴田組の4強に絞られました。
11 6

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2016年06月>
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  

最近の日記