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2016年04月07日23:31

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ジャンボ鶴田怪物伝説(258)

82年6月4日、長岡市厚生会館(現アオーレ長岡・テレビ収録)大会よりNWA世界ヘビー級王者リック・フレアーが特別参加。来日第1戦はノースカロライナを中心とするミッドアトランティックの黄金カードとしてリッキー・スティムボートの挑戦を受けています。

試合はリッキーが挑戦者らしくカンフーチョップ、リフトアップスラムと攻め立てていきます。フレアーもドリルアホール・パイルドライバー、滞空時間の長いブレーンバスターとノラリクラリと反撃に出ます。

フレアーのこの辺りの戦法は元王者ハーリー・レイスの動きをしっかりモチーフとしており、フレアーの定番ムーブとして定着した膝を鋭角に立ててのニードロップやデッドリー・ドライブでトップロープから投げられるシーンはレイスからインスパイアされたものかと思います。

試合はリッキーがフレアーのお株を奪う足4の字固めを見せましたがフックが浅くこれはロープエスケープへ。

ならばとリッキーはフライング・エルボーアタックからコーナーポストに登り、必殺のダイビング・ボディアタック。

しかし冷静に戦況を見ていたフレアーは待ってましたとばかりリッキーの身体を受け止めるとクルッと1回転。そのまま首固めにガッチリ押さえ込んでカウント3。16分21秒、フレアーのフォール勝ちによる防衛でした。

セミファイナルは馬場、鶴田組とタイガー・ジェット・シン、上田馬之助組がノンタイトルで対戦しシン、上田のタッチロープを使っての首絞めに激怒した鶴田がロープを奪い取ってシン、上田を痛め付けて反則負けとなっています。

このシリーズは馬場、鶴田組のインターナショナル・タッグ王座の防衛戦はありませんでしたが、シン、上田組、リッキー、ディック・スレーター組が来ていたのですからどちらかと1回でもタイトル戦をやっておけば良かったと思いました。

スタン・ハンセンはジェイ・ヤングブラッドと組んで阿修羅・原、マイティ井上組との対戦、ラリアットで井上を一蹴。

大仁田は先輩佐藤昭雄と組んでグレッグ・ガニア、ジム・ブランゼル組のザ・ハイフライヤーズと蔵前でのAWA世界タッグ戦の前哨戦を行いブランゼルが佐藤を片エビ固め。

6月6日、大宮スケートセンターでのテレビ収録大会。

試合前に、突如として国際プロレス崩壊後、メキシコEMLL(現CMLL)に遠征に出ていた高杉正彦が、謎のマスクマンであるウルトラセブンを連れて会場に姿を現しました。

高杉の言葉によると、アレナメヒコの中にあるルチャリブレスクールのジムでセブンと「偶然」出合い、たちまち意気投合。

セブンはメキシコで長期のトレーニングを積み、パナマ、グアテマラ、エクアドル、ペルーなどの中南米諸国を転戦し「負け知らず」の快進撃を続けている正体不明の謎のマスクマン。

その実績をEMLLのオーナー一族の3代目であるサルバトーレ・ルッタロース・ロメリ(契)が高く評価し、「是非、大仁田の挑戦者に」と「推薦」してきた、というものでした。

この話を受けた馬場は「確かにルッタロースからの推薦は受けている。しかし、大仁田に挑戦する資格があるかどうかはセブンに次期サマー・アクション・シリーズに参加してもらい、実力を見てから決める」とコメントしています。

大仁田、セブン、高杉が一枚の写真に収まり、馬場と高杉が会談をしている写真が別冊ゴング82年7月号に掲載されています。

折しも、新日本プロレスが6月18日、蔵前国技館で開幕するサマー・ファイト・シリーズにメキシコからウルトラマンが2度目の来日をすることが発表されており、団体は違えど日本でウルトラ兄弟が揃い踏みすることになった訳です。

しかし、この会見は全くのデタラメでした。

7月に全日本のサマー・アクション・シリーズに参加したウルトラセブンは他でもない高杉自身でありわざわざダミーの人物を連れて来て「自分ではない」ことをアピール。

この時のセブンの中身というのは「大洗に住む福田君」というルチャドール志望の学生であり、グレコローマンスタイルのレスリング経験者。

高杉を頼ってメキシコでルチャリブレを学びたいと売り込んで来たので高杉がルッタロース・ロメリに推薦状を書いた経緯で偽物に仕立てられたようです。

この日のメインイベントでは馬場と大仁田が初のタッグを結成、NWA世界ヘビー級王者フレアー、スレーター組と対戦。フレアーのブレーンバスターで大仁田がフォール負けしています。

鶴田はセミファイナルで原と組んでハンセン、クルト・フォン・ヘス組との対戦、ハンセンのラリアットがヘスに誤爆、ダメージが大きく立ち上がれないヘスを原が難なくフォールしています。

天龍、石川隆士組はシン、上田組と激突もシンがコブラクローで石川にフォール勝ち。

また、ハイフライヤーズvsリッキー、ヤングブラッド組という注目のタッグマッチが行われ、こちらは30分時間切れ引き分け。

大仁田売り出しもあるとは思いますがハイフライヤーズのAWA世界タッグ選手権には、リッキー、ヤングブラッド組が挑戦した方が良かったような気がします。
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コメント

  • mixiユーザー

    mixiユーザー2016年04月08日 00:08
    そういえば、フレアーとレイスって、組んだ事ありますか?目
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2016年04月08日 01:35
    ワイルドセブンとの因縁がようやく解決しました(笑)
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2016年04月08日 07:24
    > 皇帝陛下の代理人さん日本では唯一、一緒に来ているのが84年5月のグランド・チャンピオン・カーニバル兇任海了はありません。アメリカでは2人にタッグを組ませる必然性がないのでおそらくないかと思います。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2016年04月08日 07:27
    > mixiユーザー 望月三起也先生に合掌。

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